Plug Ratings

普通、アングラーは自身の釣りの評価というのを釣った魚の大きさとか、
釣った数ですると思いますが、僕は違います。
「どうやって釣ったか」つまり
「どんなプラグを使ったか」で自己評価を定めています。
まあ、なんのことやらわからないでしょうね。きっと。
以前サイトでそのあたりの経緯を説明しているのでここでもう一度書くのは
自分的にくどいので以前書いたものをそのまま引用します。


『 釣りを指標で捉えるということに、もしなんらかの意味を見出せるのであれば
やってみたい気持ちがあります。
「自分が満足する面白い釣りをする」という漠然とした目標を
なんらかの意味を持つ数字で示すことは可能だろうか?
ルアーフィッシングが餌釣りの対極にあるものと想定すると、
餌(ベイトフィッシュ)とはかけ離れた物体であるプラグが
指標化のキーになるような気がします。
餌(ベイトフィッシュ)に限りなく近づくのではなく、
限りなく遠ざかるということでルアーフィッシングの面白さが
増長される気がしますし、
そういう意味ではプラグというのは大型化すればするほど現実離れしていくので
その大きさ(長さ、重さ)を指標にする意味はあると思います。
もう一つ、スズキに水面を割らせる面白さ、
難しさを考えるとトップウォータープラグとそうでないプラグで
区分する意味もあると思います。
単なる思いつきですがプラグのボリュームとトップか否かを
指標化する試みをします。
僕は12cm以下のプラグをほとんど使わないので
12cmを下限の1Pとします。
1cm刻みに1P追加していくと、13cmが2P、14cmが3P、
15cmが4Pとなります。15cmまでが常用域ですかね。
それ以上になると魚を誘う難易度が急に上がるので16cmは2P加算で6P、
17cnが5P加算で9P、18cmが10P加算で14Pとします。
18cm超のプラグは難易度超A級ですから20Pとします。
ま、使わないでしょうが。
次にプラグの重さですが、K2Fが26gで常用プラグでは一番軽いのですが
長さポイントが3Pあることを鑑みて28gを下限の1Pとします。
こうすれば釣りやすいK2Fが3Pに収まってくれます。
プラス5g超で1P加算で2P、プラス10g超で2P加算で3Pとします。

次にトップのポイントですが常用するスプラッシャーのボリュームPが
4Pあることを鑑みて3Pが妥当と判断します。
それとペンシルはテクニカルな要素を加味して2P加算とします。
で、ポイント計算ですが、釣れたらポイントを追加していくのではなく
シーズン高ポイント上位10本の平均値が良いでしょう。
厳密には全ての釣果の平均値が妥当なのでしょうが、
変に意識して釣りするも何ですから。
リミットメイクした後に高ポイントが出たら順次入れ替えていく方法が
無理がない気がします。
現実的に魚を追っかけるだけでなく、
たまには無茶して現実離れしたアプローチを試して魚の反応を探ることも
結構大事で結果的にスキルアップに繋がりますし、
人が考えないこと試さないことをやってみるのも
スズキ釣りの幅を広げることにきっとなるでしょう。多分。』

以上なのですが、要約すると以下の指標に当てはめてPlug Ratingを決めて
高ポイント上位10番までの平均値で自身のレベルを測るという目的なのです。

  • プラグ全長
    • 12cm=1P 13cm=2P 14cm=3P 15cm=4P 16cm=6P 17cm=9P 18cm=14P 18cm超=20P
  • プラグ重量
    • 28g=1P +5g=2P +10g=3P +15g=4P +20g=6P 48g超=9P 60g超=14P 70g超=20P
  • トップ加算
    • +3P (ペンシル、プロップベイトを除く)
  • ペンシルベイト加算
    • +5P
  • プロップベイト加算
    • +5P

昨シーズンのPlug Ratings

No1. BKRP140 9P
No2. BKRP140 9P
No3. BKRP140 9P
No4. BKRP140 9P
No5. BKRP140 9P
No6. BKRP140 9P
No7. BKRP140 9P
No8. BKRP140 9P
No9. FMAG14改プロップ 8 9P
No10.FMAG14改プロップ 8 9P

■Average 9.0P

「BKRP140」はK-TENリップルポッパー14cmです。
「FMAG14改プロップ」はラパラのフローティングマグナム14cmを
トップ(プロップベイト)に改造したものです。
もちろんこれ以外のプラグでも釣ってるのですがポイントの入替により
ランキングから外れているのです。

*2016/10/25 FMAG14改プロップのポイントを修正