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 フリオ・セサール・チャベスJr vs アンディー・リー

BOXING FIGHT REVIEWS

<WBCミドル級タイトルマッチ フリオ・セサール・チャベスJr vs アンディー・リー/米国テキサス>

WOWOWのレギュラー放送で観戦。
エマニュエル・スチュワートがトレーナーを務めるアンディー・リーがどんなボクシングをするのか興味がありました。
長身、長いリーチという身体的な特徴があれば自ずとクロンクスタイルをイメージしますが、残念ながらアンディー・リーにはスピードがない。
ハンドスピードとフットワーク、体全体のリズム全てにおいてややスローでメリハリに乏しい。
サウスポーのメリットを生かしたありがちなカウンターパンチャーという印象でやや期待外れでした。
チャベスはやり易かったのでは。
チャベスに関してはフィジカルの強さが印象に残りました。
パッキャオもカーンもそうでしたが、ローチが教えるボクサーは急激にフィジカルが強化されますよね。


フィジカルトレーナーの存在も大きいのでしょうけど。
試合内容は、チャベスがラッシングパワーでアンディー・リーを粉砕した感じ。
ジュニアのパワーに感心しましたが、ただ同じファイターでも父親ほどテクニカルではないですね。
オフェンスのセンスという点ではそれほど感心するほどではないかな。
上下の打ち分け意外には見るべきスキルはないように思います。

人気もありますし、チャベスは今のスタイルで今後も戦い続けるのでしょう。
多少打たれますが、タフネスにも自信がありそうです。
父親と同じスタイルに固執しているように見えますが、本人が好きでそうやってる感じですから、それはそれで良いのでしょう。きっと。
9月にビッグマッチが控えていますが、セルヒオ・マルチネスにこのボクシングが通用するでしょうか?
あり得ない事ですが、例えば相手がマービン・ハグラーだったら、まったく通用しないでしょう。
このボクシングでは。
でもマルチネス相手には結構いい試合するのではないでしょうか。
ただアンディー・リー戦以上にアグレッシブにいくことが条件です。
マルチネスに初黒星を付けたアントニオ・マルガリートの戦いぶりを参考にすればいいでしょう。
マルガリートはマルチネスをボコボコにしましたからね。
ジュニアの潜在能力に期待してセルヒオ・マルティネス戦を観たいと思います。