バランサー

午前中、仕事をバタバタと片付けて時間ができたので
シングルハンドに改造したフェニックスを振りに川に行ってきました。
途中雨が強くなってきたため早めに切り上げましたから30分くらいしか
投げれなかったのですが問題点はすぐわかりました。
ロッドエンドが重過ぎてキャストがブレブレなんですわ。


重いブランクを考慮し、
ウェイトバランスを過剰に意識してバランサーを仕込んだためです。
握りに支点がくる良いバランスではあるのですがショートグリップ、
シングルハンドキャストの場合、別の弊害が出るようです。
つまりキャストがぶれやすいということ。
これは単純にロッドの総重量がありすぎることも影響しているかもしれません。
でもチャンピオングリップを付けたトップウォーターロッドは
もっと重いはずなのにキャストしやすいのは何故?
どうやら単純な問題ではないようです。
途中バランサーを外して投げてみましたが、極端に投げにくくなりませんでした。
「えっ!」
多少、先重りする程度。
むしろ軽い分投げやすかったりする。
フォアグリップを取っ払っているので多少バランスは改善されているわけですからね。
当然といえば当然。
ウェイトはもっと軽くしても良さそう。

当初のロッドエンドに仕込んだウェイトが138gでした。
これは重すぎでしたわ。
で、思い切ってダイエットしてウェイトを60gにしてみました。
ワッシャーを全部取り去り
、ボルトの長さも短くしてナットを1つ入れてこの数字。

夕方、本日2度目の川原へ。
思ったとおり、ウェイトを軽くして投げやすくなりました。
5フィート8インチのショートロッドandショートグリップですから
支点はやや前目(感覚的には前のリールシートの端っこあたり)の方が
ブランクの撓りを生かしたキャストがしやすいイメージ。
使用するプラグ(30g〜40g)からしてもブランクに乗せるように
飛ばさないとギクシャクしてしまいますからね。
まあ、川原で1時間ロッドを振っただけですが、いろいろ解りますな。
あとは実際の釣行の中で不都合が出たら変えていけばいいかな。

ということで中古のフェニックスの改造終わりです。
他人には理解しがたい自分専用ロッドがまた1本できあがりました。