サウル・アルバレス


メキシカンヤングスター、サウル・アルバレスがホセシト・ロペス戦で圧巻のパフォーマンスを披露しましたね。
ロペスも前戦でビクター・オルティスに勝っていることから決して弱い相手ではなかったわけですからアルバレスの実力は推して知るべしということでしょうか。
まだ22歳ですが既に42戦もしているんですね。
アルバレスを見ているとフリオ・セサール・チャベス(当然シニアの方ね)が台頭してきた頃とイメージがダブります。


スタイルが特に似ているわけではないのですが、キャリアの築き方というか、出世の仕方というか、頭角の現し方が類似していますよね。
チャベスも最初のメジャータイトル(空位のWBCジュニアライト級タイトル)を獲得した時22歳で、プロキャリア43戦目でした。
約30年前、僕は高校生でしたが良く覚えていますよ。
情報があまりなかったので彗星のごとく現れたメキシコのローカルスターという印象でしたね。
その後の活躍はボクシングファンなら誰もが知るところですが。

アルバレスは天狗にならずに精進し続ければ第2のチャベスになれるかもしれません。
買いかぶりすぎて後で失望する可能性もありますが、順調に勝ち残って、2、3年後にはボクシング界を牽引していくラテンヒーローになってほしいものです。
その頃、メイウェザーやパッキャオはキャリアの幕引きをしている可能性が高いですからネクストアイコン候補の一番手はアルバレスなのではないでしょうか。現時点では。

今後はコット、ララあたりとの対戦を期待したいです。



ベタですが、好きなもんで。