ジリオンと銀メタ

右手の怪我の状態が良くならないためトップウォーターロッドが使えない。
シングルハンドキャストをしたくてしょうがないのですができないまま、
場合によっては今シーズンはずっと駄目かもしれない。


現在は先日改造したジャンキースティックをメインに使っていて
右手の回復を待っている状態です。
で、ジャンキースティックの相棒のリールなのですが、
先日入手した銀メタにするつもりでしたが止めてジリオンが収まっています。
ジリオンの方が単純にマッチするからなのですが、
ロッドにセットした状態で銀メタは若干バランス的に腰高になり、
それがキャストに影響するんですね。
重量は実測でジリオンが239g、銀メタが233gとほとんど変わりません。
したがって水平方向(横方向)のバランスは両機はほとんど同じです。
ところが垂直方向(縦方向)のバランスが違うんです。
これはマスターギアを張り出させて足を内部にオフセットしているジリオン
対してそうしていないために重心が高くなっている銀メタの構造的な差が原因です。
重心の高低差は1cm程度ですが、キャスト時に及ぼす影響は大きく、
特にバランスを突き詰めている改造ジャンキースティックでは
モロに両機の違いを感じてしまいます。
ジリオンでは生じることのないキャスト時のブレが若干ですが
銀メタでは生じてしまいます。
これは多分自分にしかわからない程度の誤差ですが、
自分使用に改造を重ね使い込んだロッドだからシビアにわかってしまうのでしょう。

銀メタも使いやすい良いリールなんですけどね。
特にバックラッシュし難さには感心しましたね。
遠心ブレーキフリーでも全然大丈夫です。僕の使い方であれば。
予備機にしておくのはもったいないので右手の怪我が治ったら
フェニックスの相棒にするつもりです。

 

ハンドルは70mmのシングルハンドルに交換してますがとても使いやすいです。
回転半径はやはり少ない方が僕の釣りには都合が良い。
ロッドを常に動かしてプラグに人為的なアクションを与えていますから
手首を動かすだけでハンドルを回せることでロッドを持つ右手と
リールのハンドルを回す左手の調和を保ちやすいのです。
以前はパワーハンドルを付けていましたが回転半径が大きいためか
ロッド操作がぎこちなくなりがちでした。
ほんとは50mmくらいのハンドルが良いのですが、
魚とのファイトも考えて70mmで妥協しているんですけどね。