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 リッキー・ハットン vs.ポール・マリナッジ

スーパーライト級12回戦 リッキー・ハットン vs.ポール・マリナッジ/米国ラスベガス/2008-11-22>

Ricky Hatton vs. Paulie Malignaggi - Wikipedia, the free encyclopedia

140ポンド時代のマリナッジとパッキャオに倒される前のハットンの試合。
昨日のブローナー-マリナッジと対照させて観ると面白い。


英国から大応援団(オアシスのギャラガー兄弟まで)を引き連れてラスベガスに乗り込んだハットンでしたが曲者マリナッジを相手にワンサイド勝利を収めています。
トレーナーはフロイド・メイウェザーSr。
彼が指導したことで何がどう変わったのか正直わかりませんがこの試合の出来は素晴らしく、個人的にハットンのベストバウトだと思っています。
ファイタースタイルのハットンですがリードブローを有効に使ったこと、左に小さくヘッドスリップしてマリナッジのジャブを外してからロングの左フックを狙ったこと、この2点はハットンの欠点である体の固さをカバーして余りある効果があったのではないでしょうか。
被弾も多いのですがパンチのないマリナッジ故ダメージ少なくラウンドを重ねることができてます。
逆にマリナッジに対しては退路を塞ぐような効果的な攻め落とし方をしています。
自身のストロングポイントであるラッシングパワーを最大限活かせる戦い方、それは同時に弱点を覆い隠してしまうことにもなるので理にかなったことでもあるのです。この試合のハットンを観ているとそれがわかりますね。

ブローナーとハットンはスタイルも違うので一概に比較は出来ませんが、昨日のブローナーには観戦者にアピールするものが何もなかったように思います。
際立った強打を披露したわけではない、タイミング抜群のカウンターがあったわけでもない、目の覚めるようなコンビネーションを繰り出したわけでもない、そもそもマリナッジを攻め落とすプランが何も見えなかった。
スター候補でなければボクシングファンの見方も甘くなりますが、どうやらネクストメイウェザーのポジションにいるみたいなので風当たりの強さも覚悟しなくちゃね。



2008-11-22 Paul Malignaggi vs Ricky Hatton - Video Dailymotion