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ショートレビュー フランプトン-サンタクルス

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Date: 2017-01-28

Where: MGM Grand, Las Vegas, Nevada, USA

Division: featherweight (126 lbs, 57.2 kg)

Title: WBA and WBC Diamond featherweight titles

Result: Leo Santa Cruz def. Carl Frampton (majority decision, 114-114, 115-113, 115-113)  

 

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マッチアップ:★★★★

スリル:★★

スキル:★★★

印象度:★★★

 

 

この二人は実力伯仲かつスタイルが対象的で噛み合うのだろうね。

勝敗は第1戦と逆だったが、MD判定のクロスファイトである点は同じ。

面白いのは、クロスファイトなのだけどどちらが勝ったかがわかりやすく明らかな点。

スタイルの戦い。

見所の多いラバーマッチだったと思う。

理想と現実というか、攻防の連動性を重視するか攻防の切替を重視するかというスタイル相違者同士のせめぎ合いというか。

ボディワークかブロッキングかと言ってしまえばそれまでなのだけど。

どっちがどっちかは説明不要でしょ。

今回はサンタクルスが戦略的に上回ったのかな。

フランプトンがあまりジャブを突かないので成立する戦略。

相手に前に出て来させて下がりながら手を出しまくるというね。

ただしロープは背負わない。

下がっているけど劣勢に見えなかったのは手数で上回っていたから。

お互い有効打がほとんどない中で、ペース支配を手数で印象付けるという自身の強みを生かした戦い方。

それを戦略的に実践した結果、サンタクルスがウィナーコールを受けた。

フランプトンの強みを消す方向の戦略でもあるしね。

ラバーマッチは戦略の戦いという要素が大きい。

第1戦を踏まえて、どこをどう変えて戦うのか。

あるいは変えずに戦うのか。

だいたい勝者は同じ戦い方をするし、敗者はアプローチを変えてくるものだ。

この試合もそうだった。

フランプトンはジャブを突きたかったね。

だってラスベガスで試合をしたのだから。

インターバル中のセコンドの指示も「頭を振れ」とは言っていたが「もっとジャブを突きながら追え」はなかった。

ステップインの鋭さに自信があるのだろうけど、待ち構えているのはサンタクルスの鉄壁のガードだからね。