一般的な作業工程としては、バーテープ巻きを残しているだけなのですが、その前に細かな箇所でやっておくことがあるのでそれを先ず。
1つ目はインナーケーブルの先端処理です。
普通はアルミのキャップを被せてペンチで潰すのでしょうが、
僕はそれ嫌い。
何か良い方法がないか検討、模索した結果、熱収縮チューブを使ってみることにしました。
ホームセンターの電気配線コーナーに売っていたので入手。
300円也。
ドライヤーで温めるよう説明がありますが、僕は100円ライターを使いました。
先ずは先端部を瞬間接着剤で固めてからチューブをかます予定でしたが、
BBBのインナーケーブルは切断個所がまったく散けないので接着剤は不要と判断、
直接チューブを圧着させることにしました。
リアブレーキのインナー先端。
フロントブレーキのインナー先端。
フロントディレイラーの接続部。
リアディレイラーの接続部。
いい感じですね。
ハンダでコーティングするのがベストなんでしょうが僕にはできないので。
でもこれで十分。
透明なので写真以上に現物は目立ちませんよ。
そしてもう1つはフレームの塗装剥げの問題。
こいつを何とかしないと気分が悪い。
傷じゃないんです。
いつの間にか剥げがポツポツと。
ぶつけたり擦ったりした覚えはないんですけどね。
下地の白が出ているので面積以上に目立つためとても気になっておりました。
目立つのはトップチューブ(上)とダウンチューブ(下)のヤツ。
で、車用のタッチペンを用意しました。
オートバックスで購入。
600円也。
色は迷いましたが、ダイハツ車用『メイプルレッドマイカM』にかけてみることに。
結果的に色はバッチリ正解。偶然ですけど。
同じ色ではないかというほどマッチしておりました。
補修の仕方は、タッチペン付属の筆を使うのではなく、爪楊枝を筆代わりにします。
塗るというより「点々をつなげる」イメージですかね。
結局、剥げている箇所というのは周りの塗装面より若干窪んでいるわけですからそこに極少量づつ塗料を入れこんで窪みを失くしていき塗装面の面を最終的に合わせてやるんです。後は勝手に馴染みますから。
素晴らしいです。
言われないとどこを補修したかわからないほど。
色がマッチしたのが大きいですね。
こっちも。
補修が上手くいってめっちゃ気分が良いです。
そういえばヘッドパーツの玉当たりの調整してない。
工具がないので手配しないと。
まだやることが多少残ってますね。
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