支流ラリー2週目①

 

ぼちぼち渓にアブなどが飛び始めたので対策しておこうということで、

ハッカ油スプレーを準備した。 

 

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エタノールが近所のドラッグストアから消えたので入手にやや苦労した。

ハッカ油をエタノールで溶かして水で嵩増しする一般的なやつ。

 

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虫が嫌う匂いを持続させなければいけないので頻繁にシュッシュできるよう、

スプレーは現場に持参できるコンパクトなもので。

さてハッカ油スプレー、初めて使うのだが効果やいかに?

 

先週から始めたホームリバー水系支流フィッシングラリー、

苦戦続きでまだ一河川もクリアできていない。

今後支流によってはボウズくらう可能性もあり、また2週間ルールのために難しい川がいつまでも残り続けることになりそう。

なのでイージーな川とチャレンジングな川を交互にやるパターンが良いのかなと。

ということで今回は釣果の見込める川をチョイス。

釣行回数は過去3番目に多い支流だ。

いつもは要所だけ打ってすぐ他の川に移動するパターンが多かったのだが、終日(といっても平日は15時までに帰宅する)じっくりサーチした。

この川の源流近くまで遡行したのは初めてで、

いろいろ新しい発見があった収穫の多い釣行だった。

縛りを設けた支流ラリーの良いところは手抜きせずに川と対峙するから従来見過ごしていたことに気づく機会になることだ。

大体の支流は放流の関係で上流に上がれば上がるほど魚影が薄くなったりチビばっかりになったりするのだが、この川は逆に魚が多くなっていく印象だった。

この日たまたまだったのかもしれないが。

 

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この川のアマゴは他の支流の個体よりも明らかに美しい。

朝一でCD3に出たこの子のパーマークのクッキリなこと。

ヤマメみたいだよね。

魚影もそこそこだし人気があるのも頷ける。

その分プレッシャーが高くスレ気味ではあるのだけど。

 

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下流部はボサ川なんだけど上流に行くとガラッと渓相が良くなる。

集中的に放流される下流部中心に人が入るが、僕は逆に上流部が好きだな。

 

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魚影は普通に確認できた。

それらしいポイントでは必ず追いがあるほどだったがなかなか食わない。

先週から続く嫌なパターンになりそうだったので手段選ばずで獲りに行った。

スプーンも投げたし。

 

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しかし釣れるのはチビばかり。

 

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ほぼCD3をスナップに付けっぱだった。

ただ数は伸びるのだがサイズが出ない。

追ってくるのはチビばかりで、

「20cm以上は望めないかな。」

源流近くまで遡行し水量も乏しくなってきたため半ば諦めていたが。

 

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退渓のタイミングがチラつき始めたときにドラマが。

この落ち込みでダメだったら帰ろうと思ってキャストしたら、超デカいのが岩陰からCD3に襲いかかった。

「うわっ!デカっ!!」

余裕で尺越えを間近で見て手に力が入りすぎた。

痛恨のバラし。

「終わった。」

項垂れつつ惰性でキャストしたらまさかのヒット。

先ほどよりはサイズダウンしたがそれでも確実に20cm以上はありそうだ。

慎重にネットインして一応計測。

手ジャーでもいいがルールもあるしね。

 

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無事20up条件クリア。

数は余裕なのでこの支流は終わり。

安パイでチョイスした支流だったのだが結構苦戦したな。

先が思いやられる。