ショートレビュー ゴロフキン-アルバレスⅡ

 

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Saturday 15, September 2018

T-Mobile Arena, Las Vegas, Nevada, USA

Commission - Nevada Athletic Commission

Promoter - Golden Boy Promotions  Oscar De La Hoya, 360/GGG/K2 Promotions Tom Loeffler

Matchmaker - Roberto Diaz

Television - USA HBO PPV, Latin America: Canal Space, Panama RPC Channel 4  

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マッチアップ:★★★★

 スリル:★★★

 スキル:★★★

 印象度:★★★★

 

第1戦のドローという結果は、実質ゴロフキンの勝ちだった。

議論の余地のあるスコアであったことは確か。

再戦であるこの試合こそ内容的にドローでも良いのかなというクロスファイトだったが、

その場合はそうなるようねーということでカネロが勝利にクリンチした。

試合内容は再戦の方がよかったと思う。

ボクシングの歴史には幾多のライバルストーリーがあり、そこにエンターテイメントを見出すファンも多い。

よって興行側としても画を描きやすい。

ファイターとしても自身の商品価値を高めるには実力伯仲かつスタイル的に噛み合う良き相棒が必要なのだ。

アリとフレージャーしかり、パッキャオとマルケスしかり、etc。

相乗効果がエンターテイメント性を生み、興行が盛り上がる。

「またやるの?」ではなく、

「また観たい!」というムードがあるかどうか。

ゴロフキン-カネロはクラシックストーリーにエントリーできるコンテンツであると感じさせてくれた。

偏にカネロのファイトスタイルのおかげ。

ゴロフキン相手にオフェンシブなスタンスを貫いたのだから。

もっとディフェンスに気を配るかと思っていたが、その必要がないくらいぐいぐいプレッシャーをかけていた。

オフェンス大魔王ゴロフキンを下がらせてボクシングをさせていたのだから。

序盤、カネロの強いボディブローが実に効果的で、戦術的に有効だった。

かなりゴロフキンは嫌がっていたのでもっとボディを攻めていたら後半のゴロフキンの反撃はなかっただろう。

あるいは倒せていたかもしれない。

カネロがあれだけオフェンシブに戦えるのは、耐久力に自信があるからだろう。

この試合でそれを確認。

ゴロフキンのパンチ食っても大きなトラブルにならないのだからそういうことなのだろう。

ゴロフキンもタフだけどね。

ボクシングファンにとってフルラウンドマッチが長く感じるかどうか、

再見したいと思わせるかどうかは試合内容次第。

 また観たいと思わせる試合だったと思う。

3戦目のマッチメークを期待したい。

 

本日の獲物。

 

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David Matthews Eddie Gomez Steve Gadd : Sir,

Tracklist

1. Come Rain or Come  5:13

2. Sir, 5:14

3. I Love You  4:11

4. Stella by Starlight  6:33

5. A Felicidade 6:13

6. 'Round Midnight  8:14

7. Get Over It 4:10

8. Comin' Home Baby  5:34

9. The Meaning of the Blues  7:12

10. See You Again 4:44

Credits

bass-Eddie Gomez

Drums-Steve Gadd

Piano-David Matthews

 

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Makaya McCraven : Highly Rare

Tracklist

1. Danny's Intro

2. The Locator

3. Above & Beyond

4. Venus Rising

5. Icy Lightning

6. Left Fields

7. R.F.J. III

8. Early Bird Once Again 

9. Danny's Intro (Lefto Edit)

10. Left Fields (Spaceways Radio Edit - Additions By Carlos Nino)

Credits

Alto Saxophone – Nick Mazzarella

Bass Guitar – Junius Paul

Cornet, Voice – Ben Lamar

Design – Dante Augustus Scarlatti

Drums, Producer, Arranged By, Edited By – Makaya McCraven

Mastered By – Timothy Stollenwerk

Mixed By – Dave Vettraino

Mixed By, Executive

Producer – Scott McNiece

Turntables – Lefto