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セルヒオ・マルチネス vs.ミゲル・コット

BOXING FIGHT REVIEWS

 

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 Date: 2014-06-07

Where: Madison Square Garden, New York, USA

Division: middleweight (160 lbs, 72.6 kg)

Title: WBC middleweight title

Miguel Cotto 38-4-0 (31KO) 

 vs

Sergio Martinez 51-2-2 (28KO)

Result:  Miguel Cotto def. Sergio Martinez (Retirement at 3:00, round 9)

 ケガにより1年以上のブランクを作った39歳のマルチネスは、マッチメークの段階ではコットをリスキーな相手とは見ていなかったと思います。

ネームバリューはあるけど体格差がそのままアドバンテージに繋がる手頃な相手。

コットのパンチングパワーやスピードを過小評価していたのかもしれません。

マルチネスだけでなく我々ボクシングファンもね。

ところがMSGのリング上のコットはシャープで力強かった。

155ポンドと軽く仕上げたのも結果的に正解だったようです。

マルチネスのフットワークに無理なく追従できていましたからね。

マルチネスのディフェンスはフットワークに多く依存していますから、

コットからしてみれば追い足の速さが勝利への必須条件。

インファイトのスキル(ディフェンスを含めて)ではコットが上ですし体格のハンディもこの二人のマッチアップにおいては不思議なほど相殺されていました。

そしてコットのコンパクトでシャープな左フック爆発。

サウスポーに対して左フックを有効に使った試合としてしばらく記憶に残りそう。

マルチネスのブランクによる錆、試合勘の鈍りが結果に影響したというよりヨーイドンで最初から積極的に左フックを振っていったコットの戦略勝ちという印象も。

体格的なハンディをほとんど感じることがないコットの完勝劇でした。

オフィシャルスコアも3者「90-77」とマルチネスにポイントを与えていません。

戦略的な側面でフレディ・ローチがどこまで関与していたのかわかりませんが、

マルチネスを喰ってビッグウィナーになったコットと共にローチ株が再び急騰する気配濃厚ですね。

結果、内容ともに印象深い試合でした。

 

 

 

コットの英語はほぼネイティブですね。バイリンガルか?

スパニッシュを母国語にするスターボクサーの中では一番上手かも。

相変わらずピンクが似合っています。

 

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