ショートレビュー ララ-フォアマン

 

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Date: 2017-01-13

Where: Hialeah Park Racing & Casino, Hialeah, Florida, USA

Division: light middleweight (154 lbs, 69.9 kg)

Title: IBO and WBA Super World super welterweight titles

Result: Erislandy Lara def. Yuri Foreman (KO at 1:47, round 4) 

 

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マッチアップ:★★

スリル:★★★

スキル:★★★

印象度:★★

 

 

名前も実力もあるララが地味な興行(あまりお客を呼べない)をする理油がよくわかる試合。

彼には彼の立派なスタイルがあり誰に文句を言われる筋合いもないのだが、

結果とプロセスが全然リンクしないのでは、中立の視点で観ている観客にカタルシスを与えるのは無理だ。

序盤、ほとんど手を出さずに、ただ左をチラつかせながらプレッシャーをかけるだけ。

痺れを切らしてフォアマンが手を出してきたらカウンターを合わせるだけ。

そして唐突に左アッパーのカウンター一発で試合が終わってしまう。

省エネで最高の結果を得たことを喜んでいるのは本人だけでは?

試合後にロープに登って観客にアピールしても意味ないよ。君の場合。

実際、観客も盛り上がっていない。

「終わったの?」

という冷めたリアクションに見える。

ファイト中にもっとアピールしてくれれば良いのにと。

強くて地味というのは、プロボクシングにおいては罪なのよ。

マッチアップ難易度も低いのだから、せめてもう少し手を出しなよ。