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メイウェザーと数字3

BOXING FIGHT REVIEWS

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Date: 2014-09-13

Where: MGM Grand, Las Vegas, Nevada, USA

Division: welterweight (147 lbs, 66.7 kg)

Title: WBC and WBA Super World welterweight + WBC light middleweight title

Floyd Mayweather 46-0-0 (26KO)

 vs

Marcos Maidana 35-4-0 (31KO)

Result: Floyd Mayweather Jr def. Marcos Maidana (unanimous decision, 115-112, 116-111, 116-111)

 

 

オフィシャルスコアを見るとマイダナが獲得したポイントがジャッジ3名合計で13ポイントもある。(メイは26ポイント:マイダナの反則減点がなければ23ポイント)

まあ試合内容を反映しているとはいいがたい。

マイダナのパンチ、ほとんどヒットしてない。第1戦と比較してもね。

もしラッキーパンチがあたってメイが1度でもダウンしていたら、

もしマイダナの噛み付きがなかったら、

ドローになってしまう計算。(無意味は承知)

ジャッジがメイのスタイルを決して高評価していないのかも。

ラスベガスの傾向としてジャブを良く突くボクサーにポイントを与えるイメージがあります。

この試合、第1戦同様メイはジャブをあまり打たなかった。

手数そのものも相変わらず少ない。

的中率抜群ですがオフェンスの密度は低い。

相手のオフェンスを空回りさせて単発のカウンターを当てるだけ。

メイの現在のボクシングを簡潔に表現するとそんな感じ。

人によって好き嫌いがあって当然ですわな。

だから主観でメイを論じることに抵抗があります。

まあ、彼がどんな結果を残したのかが重要でしょう。

  • キャリアレコード:47勝 - 0敗
  • 獲得したメジャータイトル:5階級で10タイトル(防衛18 実質15?)
  • メジャータイトル限定レコード:24勝 - 0敗
  • メジャータイトル所有者(過去含む)との対戦レコード:22勝 - 0敗

無敗引退したレジェンド、ロッキー・マルシアノと比較してみましょうか。

  • キャリアレコード:49勝 - 0敗
  • 世界ヘビー級タイトル防衛6回(5KO)
  • メジャータイトル所有者(過去含む)との対戦レコード:6勝 - 0敗

マルシアノを語る時付いてまわる全勝レコードもキャッチアップするかもしれませんね。

ということは49戦目の節目はパッキャオかしら?

(ラリー・ホームズが49戦全勝のレコードをかけてマッチアップした相手は名前のあるマイケル・スピンクスだった。そして敗戦。)

 

同じインベーダー路線だったデラホーヤと比較してみましょうか。

  • キャリアレコード:39勝6敗
  • 獲得したメジャータイトル:6階級で10タイトル
  • メジャータイトル限定レコード:24勝5敗
  • メジャータイトル所有者(過去含む)との対戦レコード:20勝6敗

KO勝利数を除外したのは意図的です。

メイのようなKOを狙わないボクサーには重要な数字ではないからです。

 彼のキャリアで唯一の汚点といえるのは2001年5月に行われたカルロス・エルナンデス戦でダウンを記録してしまったことでしょうか。

左拳を痛めたというアクシデント絡みではありますけどね。

それがなければキャリアで1度もダウンしていないということになりますから凄い。

結局メイが醸すオーラ(ステイタス)の根源はこの圧倒的なキャリアデータなのでしょう。

全米で誰よりもPVを売りまくる理由はネームバリューでしょうが、マッチメークも巧妙ですよね。

ヒスパニック系の関心を上手く引きつけたりしてますし。

ヒールキャラなんだけど思いっきり嫌われる感じではない。

そのあたりのセルフマネージメントにも長けている。

 私生活の素行不良(DV)は日本人には受け入れられませんが、アメリカ人は比較的寛容なんでしょうね。それも知名度(人気)を上げる要因になっている感すら。

試合でのリスクマネジメント意識の高さと私生活での傍若無人ぶりのギャップはなんなのかしら。

 

マイダナとの連戦でメイが見せたパフォーマンスは決して賞賛されるものではなかったのは確か。

僅かではありますが彼のボクシングが劣化しているように僕の目には映りました。

  

 

 

キャリア唯一のダウンがスコアされたエルナンデス戦。

ダウンというより拳の痛みで踞ったという感じですが。

この試合までのレコードは25-0(17KO)。

以後は22-0(7KO)。

 

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