メジャーリーグプレイヤーのスタッツに関して以前書いたもの。
独自にプレイヤーの能力を評価する指標、
(2塁打数+3塁打数+本塁打数)÷ 三振数
OPS上位者の三振数が多い傾向をネガティブに捉えているため勝手にこんな物差しを使っている。
三振がむやみに多い打者ってぼくは評価したくない。
例えばチャンスに打席が回って三振されるくらいならゲッツーの方がましみたいな。
バットに当ててくれよってね。
ランナー背負って苦しんでいた投手も三振取ると生き返る気がしませんか?
内野ゴロに打ち取ってガッツポーズする投手はあまりいませんが三振取るとドヤ顔するでしょ。
ということであんまり三振せずに長打を打ちまくる打者に注目しています。
メジャー全体の中でほんの一握りしかいないことから、やはりね、すごい能力の持ち主なんですよ。
先ずは今日現在の勝手に指標トップ10をチェック。
- Brantley. M 1.437 ( 23 / 16 )
- Pujols. A 1.038 ( 27 / 26 )
- Span. D 1.00 ( 18 / 18 )
- Simmons. A 1.00 ( 18 / 18 )
- Murphy. D 1.00 ( 16 / 16 )
- Reddick. J 1.00 ( 23 / 23 )
- Posey. B 0.863 ( 19 / 22 )
- Teixeira. M 0.828 ( 29 / 35 )
- Arenado. N 0.828 ( 29 / 35 )
- Beltre. A 0.809 ( 17 / 21 )
SFジャイアンツの青木も実は優れた(僕的に)数字を残していて、
0.705 ( 12 / 17 ) と三振の少なさではトップ10のメンツと比べても遜色がない。
あとは2塁打をどれだけ打てるかですよ。
彼は2012年に、0.927 ( 51 / 55 ) と素晴らしい(僕的に)実績があるので期待はしています。
今シーズンはゴロアウトの比率が高くなっているのがちょっと気になりますけどね。
要は打球を転がしているので長打が出にくい。
個人的にはブルワーズ時代の青木の方が良かったかな。
現役の選手でキャリア最強のスタッツ(僕的に)を持つのはアルバート・プーホールズです。
なんと、1.206 ( 1124 / 932 )
キャリア通算で三振数より長打の数の方が多いのは現役では彼だけでしょう。
さて、先人たちのデータも見てみましょうか。
現役プレイヤーとは単純に比較できないところもありますが、まあ数字は凄いです。
ここに挙げた偉大な打者たちはあまり三振していないということを再確認した次第。
2.387 ( 881 / 369 )
1.978 ( 1377 / 696 )
1.575 ( 1117 / 709 )
1.506 ( 1190 / 790 )
1.067 ( 1477 / 1383 )
1.019 ( 1356 / 1330 )
0.935 ( 1440 / 1539 )
1.232 ( 1119 / 908 )
1.016 ( 757 / 745 )