支流ラリー3週目①

 

今回釣行した支流は過去部分的に入川したことがあるのだが、とても印象が悪かった。

まず堰堤がやたら多い。

キロ(km)あたりの数で換算するとホームリバー水系の中で一番多いのではないか。

50m毎に堰堤が連なっているのだからウンザリする。

魚道を一応設けているが魚は移動しないだろう。

そして水質が悪い。

集落が川沿いに密に続いており排水の流れ込みが多いため川の浄化キャパを超えてしまっている。

若干ドブ臭がするエリアなどもあり興を削がれる。

川底を海苔状態の苔が覆っており、気持ち悪くてウェーディングしたくない。

放流エリアはそんな感じ。

そこから上流に行くといきなり観光地化する。

集客のための金をかけたインフラがあり、景色は良いが人工的。

実はその周辺に魚が集まっているということに気付いたのだが。

観光客が見ている前で釣りするのもね。

さらに上流に遡るとワサビ田が延々と連なっており釣り不可。

そのさらに上流は魚がいないらしい。(地元の釣り好きからうかがった)

苦戦を予想していた支流の一つだったが案の定の遊漁環境でお寒い釣果だった。

ただ魚影はそこそこ確認できたし、魚のいるエリアもある程度特定できたのでファーストチャレンジとしては十分。

結局終日かけて(半日で切り上げるつもりだったがズルズルと)リサーチした感じ。

正直もうやりたくない支流なのだが。

 

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最初に釣れた魚がこれ。

「パーマークの極端に薄いアマゴ?」

放流エリアだしアマゴ以外の魚がいるイメージがないので疑っていないのである。

 

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で、こいつが釣れて魚種を特定できた。

その後も大きな堰堤下でデカい(50cmクラスで獲れなかった)のが掛かっていよいよ確信。

どうもニジマスにアマゴが駆逐されてしまっているようだ。

近くに養魚場があり、どうやらそこから脱走した個体が居着いちゃっているようだ。

プラグを追う積極性が段違いなので放流エリアでニジマスを回避してアマゴを釣るのは難しそうだ。 

アマゴっぽい追いもあるにはあったのだけど。

次回は放流エリアを捨て観光地エリア限定で攻めるつもり。

ただ魚が小さいので少し期間をおいた方が良いかもしれない。