UE MINI BOOM WS510

UE MINI BOOM

 

 今更ながらのBluetoothスピーカー。

こいつの選び方は難しすぎますよね。

ずいぶん前から必要性を感じつつもフェイバリットを絞りきれずにダラダラ。

結局使い方が不明確だったのが原因。

そこで目的(使うシチュエーション)を明確にしてコストも決めて探索をしました。

  • クッキングタイムにキッチンに持ち込みたい
  • ベッドサイドミュージック用として(現状はヤマハNX-A01だが配線がウザくなってきた)
  • ダウンロード、リッピングした音源のちょい聴き用モニターとして
  • 車載してカーステ代替として

要はポータビリティ重視なので小型軽量が前提だとはっきり認識した。

具体的には手のひらサイズ、400g以下。

それ以上大きくても普通に持ち運べるがお気軽感が薄れる気がする。

本来スピーカーに求められる条件ではないのですが、無線の場合結構大事だと思う。

使用感の問題ですね。

特に戸外(車載するために)へ持ち出すときは1kg近くあったりすると嫌になる。きっと。

4つ目の車載目的が僕にとって重要でして、

実は来年早々に車を変える予定なのだが新しい車にはカーステがない。

スピーカーすらない。

オプション扱いになっていたのでおもいっきりレスにしてやった次第。

ということで当面はiPhoneBluetoothスピーカーで凌ごうと。

ステレオ音場でなくなるのは割り切るしかない。

 

UE MINI BOOM

 

 予算の上限を1万円としてチョイスしたのがUltimate Earsの『Mini Boom WS510』 

すでにメーカーカタログ落ちしているようですが普通に入手できます。

色もポップなのが良かったのでオレンジ。

写真だとくすんでみえますが鮮やかな色です。

大きさはiPhoneと並べれば一目瞭然。

重さは300gちょい。

座りの良い安定感のある形状かつ表面がラバー処理のため手に馴染み滑りにくい。

手に持って運ぶことを前提にデザインされていることは明白。

 

UE MINI BOOM

 

背が低く安定感がある形状かつ外装が滑りにくいマテリアルなのでダッシュボードに普通に置ける。

もちろんこのままではいざという時慌てる可能性があるのでトレイのようなものをかます必要はありますが。

それはまた別途考えれば良し。

 

UE MINI BOOM

 

音質に関してはあまり期待していなかった。

大きさが大きさだし。

値段が値段だし。

まあ主観を述べるのもなんですが、悪くないのでは。

BGM目的でスピーカーと向き合うような使い方を想定していないこともありますが必要十分な出音ではないかと。

良い点は音圧が十分なこと。

そして解像度もそこそこ。

ドンシャリ感のない素直な出音。

設置を工夫すれば全然聴けない音じゃない。

残念な点は音場の広がりがないこと、ステレオ感に乏しいこと。

ただし安っぽいと卑下するほどではない。

使い方を考えればデメリットではないでしょう。

YAMAHAのNX-A01とじっくり聴き比べましたが、若干負けているかな。

ステレオ感という部分でのハンデが大きい。

かなり昔のモデルですがNX-A01は見た目からは想像できない秀逸な音を出すので負けて当然なんですけどね。

 

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