今週末に予定されているスポーツイベントで注目しているもの。
バーメイン・スティバーン vs. ディオンティ・ワイルダー
12 rounds – Heavyweight division (for Stiverne’s WBC title)
久しぶりに観たいなと思わせるヘビー級タイトルマッチ。
実力者との対戦をせずにパーフェクトレコードを拵えてきたワイルダーに懐疑的なファンも多いと思います。
反面、クリチコ統治により氷河期が続くヘビー級を活性化させる数少ない(唯一?)タレントかもという期待感もあるでしょう。
マッチアップするスティバーンは確かに飛び抜けた実力者ではないですが、
技術的にしっかりしていて、スピードもパンチもそこそこ。
ワイルダーと違って実力値がだいたい読める。戦術的なパターンもね。
もし、見てくれ同様のワイルダーの大きなボクシングがスティバーンのまとまったボクシングを木っ端みじんに吹き飛ばしてしまったら、
ヘビー級のダイナミズムが復活し彼を中心にマーケットが動いていくことでしょう。
そんなことを期待してますが、可能性はそう高くはないかな。
僕自身、ボクシングスタイル的にスティバーンの方が好みだからそう思うのかも。
ワイルダーのようなスタイルで過去大成功したヘビーウェイトって思いつかない。
イメージ的に近いのはクリーブランド・ウイリアムズでしょうか。
50年代後半から60年代にかけて活躍したハードヒッターですが、リストンにもアリにも完敗しているんですよね。