ネットでフィールド情報を得ることは、
今時の釣師として多分当たり前のことなのだろうけど、
それって人から教えてもらって釣りの戦略を決める(ポイントを決める)ことに等しい。
それと、ネットで得た情報なんて縋るほどの価値がはたしてあるのだろうか。
先入観という足枷になるリスクもある。
また、他人が正直にありのままの情報を提供しているかもわからない。
ブログなどで具体的なフィールド情報を嬉々として提供している者にも責任がある。
フィールドを他人に紹介して一体誰が喜ぶのだろう。
釣行記を以前サイトで公開していたことが僕もあったけど、
その愚かしさに直ぐに気付き止めた。
こんなものはただの自己顕示欲の発散に過ぎないということだ。
釣りにもいろいろな種類がある。
ガイドに導かれないとターゲットに出会える確率がゼロに等しいというケースもある。
でもね、特定のターゲットに長年こだわりかつホームグランドを持っているのなら、
他人からの情報を遮断するのは当たり前。
だって自分以上の情報源はないはずだから。
愛着あるフィールドに常に好奇心を持って接していれば、
自然が勝手に有意義な情報を教えてくれますよ。
フィールドとどう向き合うかでアングラーとしての成熟度がわかります。
釣りを趣味にするということは魚を沢山釣るといことではなく、
自然と接するノウハウを学んでいくということだと思っています。
愚痴のようなことを書いたのは、手を怪我して釣りに行けなくて悶々としていたから。
ロッドが握れないんですわ。