へドンのラッキー13です。
スズキ釣りで普通は使わないプラグですが別に奇を衒っている訳ではありません。
使って楽しいのはもちろんですが、それなりに釣れるプラグです。
正直、ヘビーローテーションしているわけではなく
気が向いたら使う程度なんですけどね。
いかにもアメリカンプラグという感じのチープな見た目ですが、
その集魚力は侮れないものがあります。
わざわざこれを使う理由はないので人には薦めませんが、
こいつで釣るといろいろ気付きを得られます。
特にターゲットとの距離感(射程範囲)を掴むためには良い教科書になります。
トップウォータープラグですから当然レンジは表層です。
スズキ釣りにおける表層の釣りのセオリーは
一般的には引き波を集魚要素にすることなのでしょうが、
ラッキー13でやることではありません。
プレゼンテーションはチャガーメソッドオンリー。
「ガボン、ガボン」と水面を盛り上げて捕食音をイミテートするだけです。
ハイシーズンにしか使えないのは確かですが、
アプローチが正しければ結構素直に喰ってきます。
ペンシルにも共通してますが人為的なプラグのアクションで
トリガーを入れられるようになるとトップの釣りのハードルはグッと低くなります。
ラッキー13を水面上でガボガボやっているだけで
スイッチ入ってしまう魚を実際に見ることに意味があるんです。
人から聞くのではなく自分が経験しないとダメですけどね。
知識と経験値は別物。
射程は長めなのですからピン狙いの拾い釣りでは使いません。
割りと大らかにオープンエリアで誘いたいときに使ってますね。
音で誘うイメージ。捕食音をイミテートするのです。
スズキ釣りのセオリーにやや反しますが、僕の場合そこそこ結果が出ています。
スローな釣りではなく、手返し良くパッパッとやるんです。
ダメならさっさと見切る。
それとプラグのポテンシャルを信じれるかどうかですかね。
フィールド観察が何よりも大事なのは言うまでもないですが。
それなしでは何やっても無意味。