DVDで鑑賞。
感想を一言で述べると「果汁30%のジュースを飲んだら意外と複雑な味で美味しかったけどリピーターにはならんな」
ん?これじゃ意味わからないね?
ストーリーはそれなりに複雑な謎解きモノなのです。
前半は伏線のオンパレードとういう感じで観客は意図どおりにミスリードされて後半見事に落とされるのですが、正直カタルシスをイマイチ感じなかった。
結局、警察vsヤクザかいってところでガッカリ。
メインキャスト3人の中学時代のストーリーをもう少し膨らませてノスタルジックにして欲しかったかな。個人的には。
ただ脚本は所々良かった。
特にしたり顔で世間知らずな教師(大泉洋)を小ばかにする世慣れしまくった探偵(佐々木蔵之助 )が最後にはしっぺ返しをくらってしまう件とかね。
今月の月一映画館デーの鑑賞候補に「鍵泥棒のメソッド」を挙げていて、内田けんじ監督の前作ということで予習のつもりで鑑賞したのですが、期待感が高すぎたかな。悪くはないのですけど。