2-Inch Punch

マルケス戦についてパッキャオのトレーナーのフレディー・ローチが語っています。
試合を決めたマルケスの右を“2-inch punch”と表現しているのが興味深いです。
パンチの軌道が短くて普通ならそんなに効くとは思えないコンタクトタイミングだったのにパックマンを失神させるほどのインパクトがあったわけですから、まあ、言い得て妙だなと。
ナチョ・ベリスタインが「あのパンチは練習していた」とコメントしてましたし、なんだか必殺ブロー的でロマンがありますね。

「5cmカウンター」か、かっこいいね。
打ったのがカウンターの名手マルケスだから尚更の感を持ちますね。

それにしてもローチにとって2012年は散々でしたね。
彼が指導していた3人のトップファイター、チャベスJr、カーン、パッキャオは揃って敗北。
しかもどの試合も戦略ミスが指摘されるような完敗。
売れっ子トレーナーの名声に陰りが見えています。
パッキャオと浮き沈みを共にしそうなトレーナーですが、来年の巻き返しに期待してますよ。