うーん興味深い。
勝敗に疑問の余地はなかったけど、ラウンドごとの採点を見ると首をかしげたくなりますね。
まあ、現場とテレビでは印象が違うのだろうけど。
Hector Macho Camacho vs Edwin Rosario
サウスポーのスピードスターボクサータイプ(カマチョ)とハードヒッター(ロザリオ)のマッチアップ、試合会場がニューヨーク、勝者はスピードスターということでリゴンドウ-ドネアと共通点があります。
ロザリオとドネアを比較するとロザリオの方がグッドルーザーでしたけどね。
ドネアはダウンこそ奪いましたが、リゴンドウを追い込んだ印象がないです。
ドネアの強みは?
リゴンドウを凌駕するパンチングパワーじゃないですか。
一発を当てる戦術はあったか?
ロザリオはカマチョにほとんどアウトボックスされながらも一発を決める隙を伺いながらプレッシャーをかけ続けています。
そしてカマチョのディフェンスルーティンを読み、隙を見つけて強打をねじ込みます。
結局倒しきれずカマチョに逃げ切られてしまいますがアドバンテージはロザリオにある印象を残すことはできました。
もう一度この試合を見直すとハードヒッターの強みを再確認させられます。
一発でムードを変えてしまう。そういう武器を持っているわけですから。
カマチョにしろ、リゴンドウにしろ俊敏で勘が鋭くパンチを当てにくい相手に一発を決めるにはどうしたら良いか?
カマチョ-ロザリオはケーススタディになりうるのではないでしょうか。