TYT Sports 


メイ-カネロ戦にフォーカスしたTYT Sports動画。
Robert Ecksel(Boxing.comのチーフライター)を交えてディスカッションしています。

難攻不落のメイをアルバレスが攻略できるのか?
動画の中ではやや否定的な意見が出ていますね。


2人が対峙したときにアルバレスがメイに優るであろう要素は体全体の力(単純に体力、パワー)だと思います。
アルバレスは1発屋ではないですが、やや手数を抑えぎみに試合を運ぶ傾向がいままではありました。
オースティン・トラウトのロングレンジからの突き放すようなパンチをほぼ避けきったようにディフェンス力はかなりのものがあります。
ただ攻撃に直結するディフェンスではない。
むやみに手数を出せばよいわけではありませんが、メイの高度なディフェンススキルを考慮すれば今まで以上に密度の濃いオフェンスが求められるでしょう。
そこでキャッチウェイトがネックになってきます。152ポンド以下に絞れたとして果たしてベストコンディションを作れるのか?
あえてオーバーウェイトという予想はそのあたりを根拠にしています。
まあとにかくカネロにとってハイエナジーを要求される試合であることは確かでしょう。

メイに関しては加齢による衰え(特に反射神経)が見え始めるのはいつなのか?
6ヶ月に1試合のスケジュール(それも強い相手のみ)はコンディション的に無理はないのか?
ノックアウト勝利の予感がしない、ややスリルに乏しい試合を今後も続けていくとP4Pキングの座から落ちるのも時間の問題なのではないか?
などなど、僕はネガティブなフィルターをかけて彼の試合をみるようになっているのでアルバレス戦で覆してもらうことを期待しています。