Date: 2013-10-05
Where: Amway Center, Orlando, Florida, USA
Division: light middleweight (154 lbs, 69.9 kg)
Miguel Angel Cotto (37-4-0, 30KO)
vs
Delvin Rodriguez (28-6-3, 16 KOs)
Result: Miguel Cotto def. Delvin Rodriguez (TKO, round 3)
コットのストロングポイントを見極めるためのデータとしてメイウェザー戦の被弾率にフォーカスしてみます。
するとやはり彼はディフェンス力に優れたファイターだということがわかります。
そういう印象が薄れていたのはスターボクサーになってからというもの攻撃的なスタイルを全面に出して戦うようになっていて本来の守備力を失いつつあったから。
ゲームプランが反映されたのか自然にそうなったのか、おそらく前者でしょうがメイウェザーとの試合で本来の自分に立ち返ったスタイルで戦って一定の効果を得ることができたのではないでしょうか。試合には負けましたけど。
- Mayweather 179/687 (26%) Ag.42%
- Cotto 105/506 (21%) Ag.31%
- Mayweather 51/305 (17%)
- Cotto 30/177 (17%)
- Mayweather 128/382 (34%)
- Cotto 75/329 (23%)
*メイの過去被弾率は18%、コットは30%。
メイ-カネロのデータ<メイウェザーと数字 - Surface>と比較すると、コットのディフェンス力が浮き彫りになりますね。
コットがメイに善戦(僕はそう見ます)した理由はメイにパンチを当てさせなかったから。
逆にコットのパンチも当たってないんですけどね。
肝心のロドリゲス戦ですが、ディフェンスにプライオリティをおくような相手ではないため、オフェンシブなスタイルのコット全開です。
連敗後の復帰戦ですし見栄え良くファイトすることも大事でしょう。
久しぶりのイージーファイトで気分良くしたのではないでしょうか。
2008年のマルガリート戦以降、これで6勝4敗(4KO勝ち2KO負け)。
実力者には敗戦し、そこそこの相手には勝利しているんですね。
Cotto Annihilates Rodriguez - Boxing.com
Cotto vs Rodriguez results: Ferocious Miguel Cotto makes quick work of Delvin Rodriguez - Bad Left Hook