Date: 2014-04-26
Where: StubHub Center, Carson, California, USA
Division: welterweight (147 lbs, 66.7 kg)
Title: interim WBA World welterweight title
Keith Thuman 22-0-0 (20KO)
vs
Julio Diaz 40-9-1 (29KO)
Result: Keith Thurman def. Julio Diaz (retirement at 3:00, round 3)
昨年ショーン・ポーターと アミール・カーンに連敗しているディアス相手に無難な勝利をおさめたサーマン。
スタイル的にはボクサータイプですが下がりながら強いパンチが打てるんですね。
2Rのダウンシーンは印象的。
ディアスの右フックをステップバックして外して直ぐに引っ掛けるような左フックをテンプルに当てて倒したもの。
打たれたディアスが一瞬間を置いてから膝をついた所謂ディレイトアクション。
足にきたというより平衡感覚がやられた感じでしょうか。
その後も前に出るディアスをいなしながら単発の強いパンチを打ち込むサーマン。
鋭い踏み込みと思い切りの良さはちょっとザブ・ジュダー的なオフェンス。
手数は決して多く有りませんがアクションにメリハリがあるので観戦者のテンションは下げません。
パンチングパワーで倒すタイプではないところがね、僕は気に入ってます。
基本的に距離をとらないと成立しないボクシングであり、恐らくインファイトは得意ではないでしょうがどれくらいやれるのか次は見てみたいですね、ディフェンス力をはかる意味でも。
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