Date: 2014-05-03
Where: MGM Grand, Las Vegas, Nevada, USA
Division: welterweight (147 lbs, 66.7 kg)
Title: WBC and WBA Super World welterweight titles
Floyd Mayweather Jr 45-0-0 (26KO)
vs
Marcos Maidana 35-3-0 (31KO)
Result:Floyd Mayweather Jr def. Marcos Maidana (majority decision, 114-114, 117-111, 116-112)
オフィシャルスコア合計で13ポイント。
昨日の試合でマルコス・マイダナが獲得したポイントです。
これはサウル・アルバレスがメイから獲得したそれと同じ。
ですが、内容が全く違います。
それはスタッツを比較してみるとわかることです。
メイのオフェンスに関してはいつもとたいして変わらず、アベレージな感じ。
フォーカスすべきはマイダナのオフェンスデータの方。
的中率は低いですが(ま、相手がメイですから)結構パンチをヒットしているのがわかります。
それと生観戦中も感じてましたがマイダナはジャブを良く突いてます。
実際、効果的だったかは微妙ですが、ファイタータイプがボクサータイプにジャブを突くメリットは言わずもがな。マイダナはしっかり実践しているのです。
反面、メイはほとんどジャブを出してない。
典型的なカウンター屋のスタッツに収まっている主な原因でしょう。
試合を作っていたのはマイダナなんです。
マイダナがアルバレスと比較してグッドルーザーだった理由はそれです。
ちなみにメイ-アルバレスのスタッツはこちら。
もういっちょ、マイダナ-ブローナーのスタッツも。
面白いですよね、当ててる数や的中率はメイ戦とそんなに変わらないのですから。
まあパンチの当たり方(クリーヒット or 擦った程度)の違いは反映されないので数字だけで語ってはいけませんけどね。
もしかしたらマイダナはメイウェザースタイルが苦手とするタイプなのかもしれませんね。
ファイタータイプのジャブ、手数の多さ、パンチングパワー、変則な打撃フォームとアングル。
メイウェザースタイル攻略の手がかり、ヒントキーワードなのかも。
常人離れしたメイの反射神経に衰えが見え始めれば、より鮮明に答えが見えてくるでしょうね。
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