風邪

薄着で寝たのが拙かったか夏風邪をひいてしまいました。

というわけで一日寝ておりました。

本読むのもキツい。頭痛が酷くて。

 

 NAVERから引っ張った記事を気休めに貼っておきます。

 

風邪程度だと、薬を飲まない医師や薬剤師も多い。なぜ風邪に薬が効かないのか。本当の風邪の直し方についてまとめました。

更新日: 2013年08月08日

①、風邪の原因のほとんどはウイルスで、風邪のウイルスに効果がある薬は、ない。
②、風邪薬を飲むと風邪を直すのに効かないだけでなく、副作用により治るのが遅くなる場合さえある。
③、①と②を理解している医者や薬剤師は自分では風邪薬を飲まないが、色々な事情から患者さんには処方することがある。
*ただの風邪ではない場合もあるので、ひどい時には(38℃以上の熱など)自分で判断せずに医師の診断を受けてください。

*タイトルだけでなくて、全文読んでご自身でご判断ください。

2013年8月3日まとめを作成。

2013年8月6日一部更新。
反響が大きかったことを考え、足りなかったと思われる部分を加筆。
○効果がなくても薬を出す理由を更新。
○このまとめに対する賛成意見、反対意見も加える。

2013年8月8日一部更新。
◯このまとめの要旨を作成。その他、内容は同じだが情報源を加筆。
◯効果がなくても薬を出す理由に、【何もしないと不安な患者さん】を加える。

かぜ症候群の病原は80 - 90%が複数のウイルス感染である。症状は、「風邪症候群」と表現されるように、微熱、頭痛、発熱、悪寒、鼻汁の過分泌、咽頭痛、咳、声枯、食欲不振、下痢、嘔吐など。

風邪に有効な薬は、ありません。

①(かぜは、)自然に治るもので、薬で治るのではない。
②普通は3~7日で治るが、14日程度かかる場合も。
③ほとんどがウイルス感染。
ただし、インフルエンザを除いて、有効な抗ウイルス薬は存在しない。
④抗菌薬(抗生物質)はかぜに直接効くものではない。

日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン
讀賣新聞 2003年11月13日がまとめたもの。

ドクターに聞いてみればわかりますが、風邪程度だと、薬を飲まないほうが治りが早いのは、医療従事者ならわかっています。ですので医師も薬剤師も、風邪を引いても薬を飲みませんよ。

風邪に直接的に有効な薬がないことは、医者と薬剤師なら誰でも知っている。一般の人も、このことを聞いたことがある人が多いと思う。

風邪の諸症状は、ウイルスを排泄(咳や鼻水)し、弱体化させる(=発熱)作業。だから、症状を抑えない方が早く治る。

8月8日加筆 お医者様のご意見。

発熱は一種の生体防御反応であり、人体というのは、あえて体温を高めることで免疫力を上げているということも明らかになってきている。例えば、白血球は、病原菌に対する貪食(どんしょく)・殺菌能などを有しているが、その白血球は、体温が平熱よりも1度下がると30%以上 働きが低下し、逆に平熱より1度上昇すると5 - 6倍の働きをするということが明らかになった 。

参考文献  石原結実『東西医学』講談社、p.86

かぜ薬として売られているものは、治すものではない。

一般的にドラックストアなどで販売している【風邪薬】とは、風邪の症状を緩和するための薬であって、治す為の薬ではない。たとえば、熱を下げるとか、咳を止めるとか、くしゃみ鼻水を出なくするとか等

風邪を治すと書かれていない。

抗生物質は細菌に効果があるが、ウイルスにはない。(風邪の原因のほとんどがウイルスによるもの)

ウイルスは単独では増殖できないので、人の細胞の中に侵入し増殖する。
細菌は体内で定着して細胞分裂で自己増殖しながら、人の細胞に侵入するか、毒素を出して細胞を傷害する。

ウイルスと細菌は使う薬が全く違う
1.抗ウイルス薬…インフルエンザ、水ぼうそうなど数種類しかありません。
2.抗生物質…様々な細菌に対応して、数十種類の抗生物質が存在します。

ほとんどの風邪は、ウイルス性によるものだが、一般的な「風邪」の症状に効く、薬はない。ウイルス性でもインフルエンザウイルスや水ぼうそうには、効果がある薬があるので病院に行ったほうがよいが通常の風邪の場合には自宅で静養しているのが一番である。

『風邪には抗生物質は効かないのに、病院で多く処方され耐性菌出現の原因の一つと指摘されている』

医師や薬剤師なら知っていることですが、抗生物質は細菌には効きますが、ウイルスには全く無力です。にも関わらず、わが国では病原がウイルスであるインフルエンザや風邪症候群に対しても安易に抗生剤が処方され、その使用量は他国に比べて突出しているのです。抗生剤は病原菌だけでなく、体内のビフィズス菌などの有用菌をも皆殺しにしてしまうので腸内環境を悪化させ、病気の治癒に必要な免疫力を低下させてしまいます。

【8月6日に加筆】 抗生物質の乱用によって、日本人ひいては世界中の人の不利益に繋がっている。

では、効果があると感じるのはなぜなのか。効果が無くても、薬を処方するのはなぜなのか。

◯薬を飲んで治ると信じると治りやすくなる。 プラセボ効果について

*実際に効果が現れる数字とは、関係ありません。

子肌Blog。子どもの肌本来の機能を発揮させるようなスキンケアを科学する。より画像を引用

プラセボ効果って何?

例えば、ある患者さんに「この薬を飲めば、風邪は簡単に治るらしいよ」と言って、ただのシロップを飲んでもらうとします。すると、患者さんによっては、その言葉を信じ、本当は効果が無いただのシロップなのに、身体が「効果がある!」と感じ、結果的に体調が好転する現象を指します!

◯効果がないのに、薬をだすのは、日本の医療制度に問題?!

わが国でヒトに対する抗生剤が過剰に使われている理由のひとつは、医師の技術料よりも薬代に重点が置かれている医療制度にあるように思います。

【8月6日に加筆】

では、なぜ抗生物質が風邪の治療に使われるかと言えば、医者が儲かるという理由です。

◯何もしないと不安だという患者さんが薬を求める。【8月8日加筆】

先ほど、近隣に勤める風邪の患者がみえた。「ルル」を内服したそうで、内服しないほうがよいと説明したが、風邪薬で治ると信じているので手こずった。一ヶ月ほど前、女子高生が来院し、様子をみる様に説明したところ、モンスター・ペアレンツから「なぜ薬をださないのかと」抗議の電話があった。

◯念のために出す。【8月6日加筆】