サンディ・サドラー

 

以前、個人的に食わず嫌いのクラシックファイターとしてカーメン・バシリオを取り上げましたが、
もう一人、どうにも受け付けない有名どころがいます。
サンディ・サドラーです。


ウィリー・ペップとのライバル関係は現代で例えればパッキャオ-マルケス
みたいなもんでしょうか。
ペップ-サドラー第1戦、ペップのレコード134勝1敗1分に対し
サドラーは85勝6敗2分。
40年代当時ずば抜けた技巧を誇ったペップと長身ハードヒッターサドラーのマッチアップは魅力的だったでしょうね。
荒っぽいんですよサドラーは。
攻撃が全てのボクシングですが、異様にタフなのでそれがまかり通ってしまう。
これだけ大柄なファイターが何故フェザー級あたりでやっていたのか?
結局、自身の体格的利点を発揮しうるクラスに安住していたのではないか?

サドラーの試合はペップ戦を含めて数試合観てますが感心したことはないですね。
サドラーはリング誌が選んだ『The 100 Greatest Punchers of All-Time
で5位にランクされてますから倒し屋としてその強打に対する評価は高いようです。

Sandy Saddler-BoxRec