リッキー・バーンズ vs.テレンス・クロフォード


Date: 2014-03-01
Where: Scottish Exhibition Centre, Glasgow, Scotland, UK
Division: lightweight (135 lbs, 61.2 kg)
Title: WBO lightweight title
Ricky Burns 36-2-1 (11KO)
 vs
Terence Crawford 22-0-0 (16KO)
Result:Terence Crawford def. Ricky Burns (unanimous decision, 116-112, 117-111, 116-112)


挑戦者でありそしてアウェーを意識してか、
いつもよりややオフェンシブな印象のクロフォード。
実力差は明らかでしたが圧倒するほどではなかった。
バーンズがややディフェンシブだったためにスリルに欠けた感も。
クロフォードはいつもの通りスイッチスタンスでファイトしてましたが、
まるでマービン・ハグラーのように頻繁にスタンスを変えていました。
今まではサウスポーにチェンジするとそのまま長い時間帯サウスポーのままフ
ァイトしていましたが、バーンズ戦では目紛るしく左右を変えていましたね。
ほんとはこれがやりたいのでしょうね。
いままでは左構えを試合の中で鍛錬していたのかも。
要は打ち込むアングルに変化やバリエーションを持たせたいのでは。
得意なカウンターに固執しないのはいいことだと思います。
やはり今時のトップレベルはオフェンスの密度が高くないと
勝ち抜いていけませんからね。ハードヒッターでないなら尚更。
元々持っているスピードとタイミング(当て勘やよけ勘)重視スタイルに
手数のアドバンテージという要素を加えて進化していってほしいですね。