今週末行われるスポーツイベントで注目しているもの。
欧州のフットボールシーズンは終わったが代表の試合が各所で行われている。
WCプレーオフはスルーして大陸王者同士のマッチアップ、アルゼンチン-イタリアをDAZNで観戦した。
アルゼンチンはようやくメッシの使い方が解ったようでチームオフェンスの核として機能していて空回り感はなかった。
イメージ的には強かった時のルーマニアのハジのようなプレーメーカーロールだろうか。
フリーポジションだが基本的にボール運びはディマリアなどにまかせて体力を温存。
敵陣でボールがメッシに入ると2〜3人がディフェンスにくるので必ず味方がオーバーナンバーになり抜群のキープ力を生かしてさらにディフェンダーを引きつけてスペースを広げて味方を動かしつつオフェンスに流動性を生み出していた。
試合中これを繰り返すので守備の強固なイタリアでさえディフェンスラインに綻びが出てしまって有能なアタッカー(ラウタロやディバラ)に決定機を作られてしまう。
ある意味役割を限定することでメッシの能力を最大限活かせているようだ。
PSGであまり輝けていない鬱憤を代表で晴らしているかのようなメッシに牽引されているアルゼンチンはカタールWCの優勝候補だろう。
元ユベントス、現トッテナムのロメロを中心としたディフェンスラインも強固。
イタリアにまったく付け入る隙を与えていなかった。
一方のイタリアはユーロ優勝時がピークで、その後衰退期に入ってしまったようだ。
復活には多少時間がかかりそうな状況。
ジョルジーニョに以前の輝きが見られないのが気になった。
終了間際のディバラの得点は彼らしい左足のインフロントにかかったテクニカルなシュートでちょっと萌えた。
W杯ではアルゼンチンビハインドの状況で後半残り15分くらいで出番が来るかなという感じか。
先発でメッシとの併用はないだろう。
NBAファイナルは人気チーム同士ということもあり見どころが多い。
個人的にはセルティックスのディフェンスがウォリアーズの多様なオフェンスをどう止めるかにフォーカスして観戦したい。
まあ止めきれないと結局はウォリアーズが押し切ってしまうのだろう。
あとはリバウンドか。
セルティックスはディフェンスリバウンドをキッチリ抑えられるかどうか。
ボールムーブは案外セルティックスの方が良いのではないか。
その一方で勝負どころでテータムがアイソオフェンスを選択した場合に通じるかも興味深い。
今日の第1戦ではテータムは自分で行かずにアシスト役に回っていたけど、あれは自分の判断なのか?それともチームオーダーなのか?
最多スコアラーがまさかのホーフォードになり、ホワイトも20点以上スコア、スリーが高確率で決まったボストンが大勝利。
4クォーターのランは凄まじくウォリアーズを飲み込んでしまった。
一方のウォリアーズはフィジカルの競い合いに疲れていたように見えた。
で、最後に失速して捲られた。
単純に体力勝負なら体格とフィジカルに勝るボストンの方に分があるなと。
<Boxing>
Melbourne, Australia
George Kambosos Jr. vs. Devin Haney
12 rounds – lightweights (for Kambosos’ IBF/WBA/WBO and Haney’s WBC titles)
<NBA>
Celtics vs. Warriors