今週末行われるスポーツイベントで注目しているもの。
リーグ戦直近3試合で得点ゼロのユーベに対してチラホラと批判的な意見が出ている。
270分以上無得点なのだから当然そうなる。
一方で失点もゼロなので、
「結局失点を恐れるカルチョをしているのでは?」
という見方も。
多分ね、崖っぷちだったデ・ロッシが中央を守り固める戦術でユーベホームの試合を無失点で切り抜けたことがその後の2試合にも大きく影響したのではないか。
ベンチマークされたということだ。
「対モッタユーベはこうすればなんとかなる」
そんな感じ。
まあカルチョ文化だよね。
残念ながらその戦術が効果的だと説得力を持って証明されてしまった以上、今後のモッタの戦術にも柔軟性が求められる。
対策されてもはね返せるバルサのような芯の通った戦術的伝統があるわけではないのだから。
アッレグリ時代の錆が完全に取れたわけでもないだろう。
メンツの刷新された開幕直後ということで、ギクシャク感は想定範囲内である。
コープマイネルスやニコがいきなりフィットして活躍するわけがない。
負けていないことは、ユベンティーニ的にはポジティブだよ。
後はゴールをどうやって奪うかだが、バランスは崩してはいけない。
仮に次のジェノア戦が0-0でも許せる。かな?
何らかの進歩や変化が見て取れればね。
アタッカーには奮起が求められるのは確かだが。
ワントップとしては芸が物足りないブラホビッチに批判が集中しているが、
彼はシュートは上手いのだ。
ただシュートを打つ一つ前の段階、そこでのスキルにやや欠ける印象。
ディフェンダーに足を伸ばされてブロックされる、もしくはコースを消されてキーパーのセーブ範囲内のシュートを打たされてしまう。
決定力のあるアタッカーは、シュートを打つ前にナチュラルな外し(位置とタイミング)が加わるからゴールネットをゆらせるのだ。
スピードと飛び込みのアングルだけで勝負しているブラホビッチは対策されやすいのだろう。
彼のフィジカルコンディションが上がっている時は手持ちのスキルだけでゴールできるのだろうけど、そうでない時は凡庸な9番に成り下がってしまう。
ワントップを張る9番としては老獪さが大いに足りない。
デカいしスピードもあるし守備もそこそこやるしディフェンダーを引きつけてスペースを作る動きもできる。
最終ラインとの位置どりの駆け引きも下手ではないからモラタのようにオフサイドになることも多くない。
持っているポテンシャルはかなりのものがあると思っているので、もっと狡くなろうね。
ドゥシャンくん。
批判は期待の裏返しなのだよ。

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Genoa vs. Juventus