今週末行われるスポーツイベントで注目しているもの。
モッタがあっけなく解任され、クラブOBであるイゴール・トゥドールが残り9試合を指揮することになったユーベ。
まあ解任前にフロントとモッタの間で色々あったようだが、ゴシップを嫌うクラブ体質の関係で詳細ははっきりしない。
選手(全員ではないと思うが)とモッタの信頼関係が地に落ちていたのは確かだろう。
でなければリーグ戦での0-4、0-3の連敗はいくら不調だったとは言えユーベ的にあり得ない。
ある意味選手によるクーデターだったのでは?(首謀者はブラホビッチか?)
結局モッタの高尚な戦術はチームに浸透せずじまいだった。
勝てると思って信じさせられた戦術が上手く機能せず、それを滔々と説いたモッタへの不信感が募っていったと想像できる。
サッリとモッタ。
直近短期で去った監督には何だか共通点を見出す。
つまり、
戦術に拘りが強く頑固であること。
選手とのコミュニケーション能力にやや難があること。
それとユーベのクラブ文化に疎いこと。
フロントはだからこそ彼らを選んだとも言えるが。
変革を望むフロントと深く根を張ったビアンコネロ文化の不協和とギャップの深さ。
ユベンティーニはどちらかと言えば保守派の割合が多く、つまりは勝利至上主義を根っこに持っている。
脈々と引き継がれたクラブの伝統や身も蓋もない結果への拘りを捨てられないのである。
どんなに見栄えが悪くても勝てば官軍なのだが、勝てない状態が続くことに情けないほど耐性がない。
ユベンティーニには一般のファンだけでなくクラブOBも当然含まれるので不穏なムードがチームに漂うと黙っていられなくなる。
「ユーベと言うクラブは云々 」
とメディアを通して語り出すから面倒臭いのだ。
だからのトゥドール起用。
あまりに分かりやすく、そして希望も持てる人選だ。
残り9試合をハイテンションで乗り切り、4位以内フィニッシュすることは至上命令。
来シーズンの監督ポストというニンジンを鼻先にぶら下げられているとも言える。
モッタは悪い意味で冷静過ぎた。
もしスムーズに戦術が浸透しチームが良い方向に回っていたらプロジェクトのキーパーソンとして名を残せただろう。
でもそうではなかった。
怪我人多発などの不運もあった。
引き分けばかりで勝ちきれない(つまり詰めが甘い)状態が長過ぎてネガとポジの色分けが難しかった。
信用して良いのかどうかわからなかったのだ。
そして柔軟性にあまりにも欠けた。
プランBがないのでは不安視されてしまう。
拘っている戦術の有効性が不透明だったというより、戦術を遂行することができる人材が居なかったと言うのがより近いのではないか。
にも関わらずプレーヤーを無理やりシステムに当てはめようとした。
結果的に各人のストロングポイントを消してしまった。
特に要所である中盤のコマにその辺りが顕著に出た。
コープマイネルスが輝きを失った理由、つまりはそう言うことなのではないか。
試合中の彼の表情は何だか暗かった。
それはモッタユーベの失敗を象徴しているように思えて仕方なかった。

どうやらトゥドールは次試合から3バックを採用するようだ。
とするとブレーメルがいない今、中央はガッティか?
うーん、不安しかない。
ところでハイセンがスペイン代表デビューしていて驚いた。
ボーンマスで活躍しているらしい。
そしてレアルが次世代のセンターバック候補として獲得を狙っているんだとさ。
どうしてユーベを出た若手は…
結局は、クラブの資金繰りが悪いため他所に足元見られて下手なトレーディングをさせられているのだろう。
ジュントーリ一人を責めるのは簡単だが、彼は前任者以前の負債まで背負ってしまっているからね
選手を売るという面に限定すれば、気の毒な面無きにしも非ず。
「だって需要のある若手を売らなきゃ財務的に立ちゆかないだろうが。」
そこに限定するのなら言い訳聞いてやる耳が無いわけではない。
<Foot>
Juventus vs. Genoa
<NBA>
Grizzlies vs. Thunder