Mito QVの足回りに関しては手付けずのまま2年間様子をみていたのだが来月の車検時に車高調を組むことにした。
特別、デフォルトのサスやショックに不満はないんだけどね。
Koni製の足は良くできていて、安定に振ってはいるけど決してつまらないものではなく、
Nモードでは18インチタイヤとのマッチングに多少違和感があるけどDモードにするとビシッと決まる印象。
ただね僕の営業車はDモードよりNモード設定での走行割合が圧倒的に高いためロールの多さとグリップ力の高さがミスマッチに感じることがしばしばだ。
ただ我慢できないレベルではなかったので、
「柔軟な乗り心地も悪くないな」
と肯定的にずっと捉えていた次第。
それとフロントオーバーハングが妙に長いため、そして前下がり姿勢(ヒップアップくん)のためフロントパンバーが路面接触しやすいから車高ダウンするのを見送っていたこともある。
今はL275Vがあるのでレジャー用途にMito QVを使うことはないのでシャコタン解禁しても良いかなと。
車高調ならダウン量を前後で調整できるし前下がりを矯正すればガリガリリスクを現状よりは多少なりとも回避できるかもしれない。
都合よくそう考えたら車高調が欲しくなってしまった。
ただクアドリフォリオベルデは電子制御のショックのため別途キャンセラーが必要になる。
このキャンセラーがバカにならないコストなのだ。
国内の販売店でも買えるが廉価な車高調と同程度のお値段するから堪らない。
まあ生産ロットの関係もあるだろうが足元みた値付けなのだろう。
で、ネット探索しドイツのショップを見つけたので勢いでポチ。
ペイパルからの請求金額は46,295円だった。
こんなものが…
車高調に関してはあまり選択肢がない。
それでもピンキリなんだが、予算的にピンは手が出ない。
KWとか検討したのだけど、ちとお高い。
ドイツの有名某イタリア車チューニングパーツショップサイトを覗いたらビルシュタインB14のバーゲンやっていた。
在庫処分って感じ。
それなりの送料が別途かかるとしても国内最安と比較して半額程度だ。
「これでいいや」
探索に疲れたこともあり妥協ポチした。
そしてオーダーから3週間ちょいでモノが届いた。
コロナ禍の影響か、あるいは空港での密輸チェック対象になったのかフランクフルト空港に2週間以上止まっていた。
海外通販はこういうことが時々あるので大らかなマインドセットが必要だ。
せっかちな人や神経質な人はそういうものだと割り切らないとイライラすると思うよ。
同じタイミングで注文したキャンセラーは5日で届いたが、車高調は24日かかった。
同じドイツのショップなのにね。
販売店の問題ではなく、ロジスティックの問題。
「DHL Packet 」なのか「DHL Express」によって全然違う。
今回は前者だった。
ドイツはDHLが使われることがほとんどなのだがサービスの種類によって配送時間が全く違うので そのへん理解していないと戸惑う。
1週間足らずで届いてびっくりすることもあれば、1ヶ月もかかって忘れた頃にやっとなんてことも。
海外通販(個人輸入)というのは、言ってみれば低価格を当て込んでの買い物だ。
メリットはコスト削減できることに尽きる。
国内で手に入らないから仕方なくは、最近に関してはレアケースになりつつある。
ディストリビューターや販社が絡めば中間マージンが嵩むのは必然で、その代わり面倒やトラブルを比較的回避できるのだ。
安く買うこと意外にメリットはなく、
不具合への保証請求はできなくはないだろうが面倒いし、商品到着を気長に待たなければならないことがあるなどデメリットもある。
僕のようにコストにシビアで手間を惜しまない覚悟が持てる人でないと利用すべきではない。
待てど暮らせど商品が届かない。
稀に別の商品を間違って送ってくる。
不具合があったらクレームしにくい。
上記3点がデメリットである。
海外通販むきの人って例えば、
高速料金を惜しんで一般道で長距離走ってしまう人。
そのために早起きするのを苦にしない。
そのために運転で疲れるのを苦にしない。
時短のためと割り切って高速道路を使うことができない人っているよね。
実は僕もそういうところがある。
だからか昔から個人輸入を沢山やった。
車のパーツに限らず釣り具、チャリのパーツなどなど。
円高時はかなりの恩恵を得たが最近は国内との価格差が少なくなったので利用機会は激減しているけどね。
過去トラブルを経験したことはあるにはあるが、本当に稀で、商品間違い程度かな。
日本国内の通販の方がよっぽど多くトラブルを経験している。
日本人は真面目だから国内ショップの方が安心できるとは、僕は思っていない。
まあ海外のショップの方が比較的おおらかな対応なのは確かだが。