GWの渓流釣り

 

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解禁以降まったく行けていなかった渓流釣り。

モチベーションが低かったわけではないのだけど釣行できるタイミングがほとんどなかった。

4月下旬に遅ればせながら今シーズンの渓流釣りを始動させた。

GWは5月3日以外は釣りに充てたのでサクッとまとめて。

まあホームリバーの状況がいまいちだったのと例によってモラル欠如釣り師の妨害には悩まされたのだが。

わざわざ不人気マイナー支流をチョイスしているにも関わらず彼らは出没する。

ジモティーでもないのに何で知っているのだろう。

SNSとかYouTubeで情報はね、いくらでも溢れているから、仕方ないのか。

監視員も100%来ないような観光地に隣接したマイナードブ支流のさらに支流を遡行していたら50m上流の堤防の上でフライアングラーが僕のことを眺めている。

当然僕の方が先に入渓して遡行しているのだが、なんとその人はそのまま川まで降りてきて釣りを始めた。

ホワッツ?

流石にビックリしたよ。

先行者のすぐ上流に入るのはマナー違反ですよ!」

少し語気を強めて言ってやったのだが、悪びれる様子はない。

ダメだ。人種が違うので話が通じないようだ。

関わるだけ時間の無駄、余計なストレスを上積みするだけだ。

聞けば遠方から来ているとのこと、結局僕の方が譲った。

しかし何時間もかけてこの川にくる理由は何なんだろう。

ほぼドブ川だぜ。

そんなに魚影が濃いわけでもないし、決して穴場ではないのだが。

何故もっと魚が沢山居る雰囲気の良い別の支流を選ばないのだろう?

 

気温がまだ低く特に朝方は10℃くらいしかないので短パンウェットスタイルというわけにはいかず、ウェーダー履いての遡行はなかなかしんどい。

シューズがそろそろ寿命なのだが買い換えるタイミングではないのでそのまま使っていることもあり無理が効かない。

体力的な問題はない。

体幹トレを毎日欠かさないから崖や岩をよじ登るのも大して苦にならない。

ちょうど良い運動程度だ。

数年前の一時期体調を崩したため運動を控えていたが回復したようだ。

知り合いに誘われていることもあり今夏は自転車再開しようかな。

 

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さて今シーズンのファーストフィッシュはアスリートが連れてきた。

上のいかにもなポイントに高活性の個体が居てくれた。

瀬ではないのだけどS字に流芯がグネっているのがキモ。

すぐ上流に流れ込みがあることもプラス要因だ。

フローティングミノーは流れに嵌りやすいからこういうポイントでは強みが出るのだ。

流速を測りながらテンションを調整する。

シンキングミノーは流速よりやや流下速度が遅い上にテンション抜けると沈むから流芯から外れた軌道で引かれやすい。

と偉そうなことを書いたが結局連休中にフローティングミノーで釣れたのはこの子だけ。

まだまだ水温が低く瀬に魚が付いていないので使いどころがなかった。

ほぼほぼCD3つなぎっぱ。

スピナーでも良いくらいの状況だったからね。

 

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フローティングミノーが活躍するのは初夏からかな。

現状トップは使いどころがまったく無い。

 

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メジャー支流にも行った。

当たり前の時間に入渓すると後から来た人にどんどん頭ハネされるので、

現場4時30分入りで人が来る前に終わらせてしまえと。

 

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魚は沢山釣れたがチビばかり。

ここも初夏以降の方が良さそう。

 

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昨シーズン、先行者(本当は頭ハネ野郎)が居たため遡行断念した本流源流域に初めて行った。

舗装のボコボコに荒れた林道を車で登れるようになったのは大きい。

L275Vは四駆じゃないし激坂ではパワー不足を感じることもあるが、以前は躊躇していた悪路を無難に走ってくれるので重宝している。

軽自動車は駐車スペースにもあまり気を使わずに済むし、利便性が格段に向上した。

 

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連休後半だったこともあり現場に足跡がいっぱいだったからそれなりに叩かれていただろうが、そこそこ数は釣れたし魚も綺麗だった。 

 

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こんな感じの林道が源流まで伸びているからアクセスは比較的良好。

かなり歩くけどね。

 

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良型と言える魚は釣れなかった。

この子が多分一番大きかったと思うがそれでも23cmくらい。

 

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あとで写真を見返すとほとんどの魚がCD3を咥えていた。

本当はあまり使いたくないのだけど、竿抜け中心に探る状況ではこれ以上信頼できるプラグを持っていない。

結局カッコつける余裕がなかったということだ。

もう5月とはいえ僕にとっては試運転段階だしね。

 

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水掴みが極めて良いので広い(長い)スペースを必要としない。

1m四方程度のタイドプールでも普通に魚を連れてくる。

落としてテンション入れた瞬間に食ってくるのだから。

普通にロッドワーク入れてもジャークベイトライクに抜けない。

逆にそれが強みになっていて、がっつり水を掴むリップと瞬時に反応するバルサボディ故。

一応ミノーカテゴリーなんだけどミノー的には使うのではなくてリップの付いたジグだと思えば使い方が見えてくる。

大げさな表現にはなるが、縦の釣りができるんだ。

ウィークポイントはリップが脆いこと。

殉職するのが早いことも常用を避けたい理由だ。