MITO QVのエアクリーナーを交換した。
まずデフォルトを取り外す。
ネジ4箇所とグロメット3箇所で固定してあった。
ネジ山に傷が入っていたのでメンテ履歴はあるかも。
上蓋を取ると、
純正フィルターをギッチギチにはめ込んである。
エアフィルターのみを社外品に換えるのが簡易なカスタムだが、実感できる効果は期待できない。
今回はエアクリーナーごと交換する。
マックスの期待値は低速トルクアップ(2,000回転付近のトルクの落ち込み解消)だが、それが叶わなくとも吸気効率アップと吸気温度ダウンが図れればそれで十分。
あんまり走っていないためかフィルターの汚れは少ない。
長くエアフィルターを交換していない車だとクリーナーの中は虫の死骸だらけなんてこともあるが、この程度。
逆に外気を吸っていないからとも考えられるが。
交換を思い立ってから約1月、ようやくパーツの揃ったエアクリーナー。
汎用のK&Nアポロ・コールド・インテーク・システム(APOLLO C.I.S.)をMITO QVに取り付けできるよう76mm口径のアルミパイプ(メルカリ購入)と、
70mm~76mm内径のエルボ形状シリコンホース(アマゾン購入)と、
60~80Φホースバンド(モノタロウ購入)を安価に調達した。
APOLLO C.I.SはeBayでポチしたのだが全部で2万ちょっとのコスト。
中古を物色しない限りこれ以上安く買うのは無理だろうという組み合わせだ(笑)
全部手に入れるまでやたら時間がかかったけど。
特にシリコンホースは中国発送(チャイナポストね)だったので。
取り付け自体難しいことはないが、アルミパイプが長過ぎてスペースに収まらなかったのでノコで5cmほど切断するのが唯一面倒な作業だった。
それとエンジンルームに固定する方法は実際に現物を嵌め込んでみないとわからないのでステーなどの準備はしていない。
それは後でやれば良い。
APOLLO C.I.S.付属のファンネル付きエアダクトは最初見た時長過ぎるかなと思ったのだが、案外ちょど良いサイズだった。
エアクリーナー本体を右ヘッドライトの真後ろに配置し、
ラジエーターホース周りを回避するようダクトを這わして右フォグランプの後ろあたりにファンネルが来るようにするとそれなりの長さが必要になるからだ。
できるだけ外気を吸わせたいからね。
車をリフトアップするかフロントパンバーを外せばファンネルのベストポジションを探れるのだが、今回はそこまではしない。
それでもラジエターの真後ろで吸気してたデフォルトより設置環境は良いはず。
吸気温度低下も期待できる。
まあ結局毒キノコにしなかったのはエンジンルーム内の熱気を吸い込んで熱だれするのが嫌だったから。
アルミパイプをカット調整したのですんなり収まった。
この車のエンジンルーム内でデフォルトのエアクリーナーの設置エリアがまあまあ大きいため、後付けの自由が効くことが幸いした。
純正エアクリーナーを外すとポッカリとスペースが空くもの。
吸気系のカスタムをやってくれと言っているようなものだ。
エンジンルームが派手になってしまったのが何だが、カスタムした感が出てこれはこれで。
後は適当なステーで固定したら完了だが、それまで待てないので走ってみた。
Nモード低速域のトルクの落ち込みは完全にギャップが解消されたわけではないけど気にしなければほぼほぼわからない程度に改善された。
狙っていた効果に近いとこまでいけたので大変満足である。
アクセルオンオフへのトルク追従がスムーズになったという感じだろうか。
吸気音云々は常にカーオーディオを結構な大音量で聴いているため他の音は掻き消され入ってこないからどうでも良い。