支流ラリー4週目①

 

12日〜13日は3連荘で渓流釣行。

金曜日は前日のまとまった雨で大増水したため予定してた本流筋の支流を諦め、前回ボウズ食らった支流へ行った。

まだ前回釣行から2週間経っていないがリサーチのみでしっかり探れたわけではないから良いだろう。

 

最近の瀬釣り中心の傾向を踏まえてタックルを見直すことにした。

リーダーは2号8lbから0.8号3lbに変更。

浅場故の食わせを意図してのもの。

 

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それと瀬釣りのときのみ沈まないプラグを試してみることに。

アップでしか使わないので極力潜らせずにトップライクなアプローチになる。

ただノーマルだと浮力が有り過ぎて流れと同期せずに 一気にゴミ状態で流れてしまうのでウェイトチューニングを施した。

スローフローティング設定にすることによりテンションレス時には流速より若干遅く降るようになる。

それぐらいがちょうど良い。

トップからは遠のく仕様になるが、まずはここから試してみる。

いきなりハードルを上げて渓魚を誘えなければ意味ないからね。

釣りづらいことをわざわざやるつもりはない。

 

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チョイスしたのはカウントダウンの親戚でシェイプの似通ったラパラのオリジナルフローティングの5cm。

ポチャンと着水後ゆっくり浮いてくる感じの設定。

着水から3秒間がアプローチのハイライトだからそこを重視している。

その間に食うということではなく、捕食スイッチ入れるためのインパクトを与えるパートだ。

結局出オチになるはめだから最初が肝心。

このプラグ、何気にジャークベイトなんだね。

カウントダウンとは自発的アクションが違う。

ピッチが幾分緩やかでロールも少しだが入る。

ロッドワーク入れると普通にヒラ打つからトゥイッチしやすい。

ただ巻き最強のCD3、アクション入れてなんぼのF5という感じか。

キャラが違うが案外瀬での使い方が似通っていると、使ってみて気付くことになるのだが。

 

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DUOのリューキ50SP。

扁平なシンキングタイプには興味がないが、これとフローティングタイプは幾分丸みがあるシェイプなので使ってみることに。

ただね、ラパラが強過ぎて出番があまり無さそう。

このプラグを使う必然性が正直見つけられない。

極々オーソドックスなミノープラグ。

スローなアプローチがはまる時には使えるかもしれないが。

今のところベンチ要員。

 

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前回初めて訪れた時は下流部でニジマス攻撃にあって心折れてしまったため観光地化している上流部(川全体からすると実質中流部なのだが)に入渓した。

ここは雨による増水もそれほどではなく釣りしやすかった。

入渓してすぐの場所、上の写真のS字流芯の中から早速F5に出た。

 

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よし!前回とは違うぞ。

チビだけど綺麗なアマゴ。

今日はいけるかもと思ったのもつかの間、

 

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あれあれ〜 イワナだぞ。

ちょうど20cmだけどこいつをカウントするべきかどうか。

一応渓魚だが。

まあ保留ということで。

イワナが居ることがわかり逆に興ざめしたのは何故だろう。

やっぱり不自然さが嫌なんだろうね。

養魚場からの脱走組だろうか。

 

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思った通り瀬釣りでF5は使いやすかった。

軽くトゥイッチ入れながら瀬をアップで探るとアマゴが素直に反応してくれる。

ロッドワークに従順なので大変使いやすい。

良いよF5。

ただし瀬釣り限定起用かな。

 

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数はクリアしたが、必要なサイズが出なかった。

イワナを入れればOKだが。

20cm upが釣れても釣れなくてもあと1回釣行してそれでこの支流は終わりにすることにした。

何度も来たい川ではない。

 

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翌日土曜日は初めて訪れる本流筋の支流へ釣行した。

いつも行くエリアよりずっと下流域で本流に流れ込んでいることもあり完全に無視していた支流だ。

苦戦を予想していた現場の一つだったが、やはり一筋縄ではいかない。

事前に地図アプリで駐車場所を確認していて5時には着いたのだが、なんと先行者が入川していた。

案の定のジモティだったが、知る人ぞ知る川のパターンか?

先に入られてがっかりしたというより逆に期待感が高まったのだが。

仕方なく2kmほど上流に上がっていき、なんとか駐車できそうな場所を見つけて入渓しようとしたら地元の人に声かけらた。

この川で釣りする人は珍しいよと。

川全体の話をうかがい情報をインプット。

貴重なお話をありがとう。

やはり地元の人とはコミュニケーション取るべきだね。

上の写真は入渓して最初の堰堤を上がった場所だが、ここで1発目のコンタクトがあった。

しかも尺サイズ。

予想外の大物にビックリ合わせして乗らなかった。

岩陰からギラって魚体が見えた瞬間に早過ぎるタイミングで体が反応しちゃった。

「おおっ!居るじゃん。デカいし。」

決して魚影は濃くなかったが確かに居ることは居た。

 

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が、この川もレインボートラウトリバーだった。

最初のバイトはアマゴだったが、その後はニジマスばかり。

上流に養魚場が2つあるのでそこから逃げてきたのだろう。

大きな堰堤の下で50cmクラスを掛けてしまい獲れないバレないでさあ大変。

ライトタックルで大型ニジマスの走りに対処するのはキツいのだ。

結局フックが伸びてバレてくれた。

やれやれ。期待が失望に代わりテンションはガタ下がりだ。

ニジマスが居るとやりにくくてしょうがないのだ。

 

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結局アマゴは19cmが1匹釣れただけ。

まったく事前情報のない初めての川でボウズ食らわなかっただけで良しとしよう。

上流部はニジマス攻撃にあいそうなので下流部をなんとか開拓するしかなさそうだ。

ただ、他にもアングラーを見かけたので思っていたほどマイナー支流ではないのかも。

他にもっと良い支流がいくらでもあるのでわざわざ来るほどではないと思うが。