NDロードスターにフルバケットシートを入れたくて納車時から検討していた。
当初はBRIDEのXERO VSに気持ちが傾いていたが、先日ショップで試座したところ、
「ん!」
フィット感などが思っていたものと大分違った。
まあ、違和感を持ったと言うこと。
町乗りやツーリングでこのタイトな感じはどうなのだろう?
サーキットでは多分バッチリだろうが、それを想定していない。
これほどのホールド感は必要ないかなと。
で、お買い上げとはならずブレーキが掛かってしまった。
一方のRECAROのRS-Gは幾分かコンフォート寄りな印象を試座した際に持った。
ちょっとだけリラックス感が得られる。ちょっとだけね。
脱力して上体を預けた感じにも違和感がない。
「疲れを感じにくいのはRS-Gの方かな。」
でもねー、単純に欲しいのはXERO VSの方。
実際に装着した画を想像するとカッコええだろうなと。
直ぐに結論出そうもないからもう少し悩むことにしよう。
どっちを選んでも失敗はないとは思うのだが、試座した際のあの違和感が気になるだけだ。
と言うことで、思い立って何時バケットシートに換えても良いように準備をしておくことに。
ちょうど正月休みで時間もあったし。
具体的には、デフォルトのシートに内蔵されているスピーカーを他の場所に移設する作業をした。
ただこれだけのことなのだが、まあまあ面倒だった。
移設する場所は運転席の後ろの小物入れだ。
当初シートバックバーベゼルを予定していたが、取り付けると内部でスピーカーが干渉することがわかったので止めた。
デフォルト内装パーツを無理に削ったり穴開けたり極力したくない。
必要なパーツは、先ずは純正のスピーカー×2
それとシート下のコネクタに繋ぐための純正のコード。
あと消音材として使う観賞魚用のろ過材(ウール)。
これは100均で入手した。
それと写真撮り忘れたが、スピーカーグリルネット。
以上。
使う工具としては、電動ドリルとホールソー。
こいつで樹脂製の蓋とバッフル板にスピーカー径の穴を開ける。
表側。
裏側。
バッフル板は100均のMDF板をカット加工したもので両面テープで貼り付けてある。
スピーカーを裏側からネジ止めするためにも必要な部材だ。
表側に5cm径のスピーカーネット(Amazonでポチった)をネジ止めする。
裏側にスピーカーをネジ止めする。
この状態でフタしようとしたら右側だけ少し干渉してフタが完全に閉まらなかった。
そこでスピーカーを取り付ける角度を変えてみたら問題なくフタできた。
だから実際のネジ止め位置は10時4時である。
次は車内の配線。
と言っても内装パネルを3箇所外してコードを中に通すだけだ。
パネルを外すと小物入れの隙間が確認できるのでそこにコードを捩じ込む。
小物入れ側。
シート側。
実際にシートを替えるときコネクターに繋ぐので、それまではこのままに。
そして吸音材(ろ材のワタ)を詰める。
1個だけ入れてみたが2個でも良いかもしれない。
実際の音を確認してから決めれば良いだろう。
完成。
お手軽な移設キットが販売されているのは知っていたが今回はDIYでやってみた。
コストは半分くらいで済んだかな。