なんか毎年のように商品改定がありますよね。
都度チェックしておかないと浦島太郎になるし、まとめてだと情報過多で消化不良を起しそうなのでお知らせをもらったら確認するようにしています。
今回の改定は以下の4点。
①ロードサービス対象車種の拡大
②車両搬送費用の上限拡大
③車両保険の補償拡充
④ノンフリート等級別割増割引率の見直し
僕の契約が関係しているのは②〜④
②は事故故障時の車両搬送費用を以前の10万円から15万円に拡大。
15万円は180km(東京〜静岡)相当だそうです。
③の車両保険補償拡充は、低年式の車の車両保険(保険金額が50万円未満)が該当するのですが、事故時に以下の2つから選択できる。
- 修理する場合:50万円を限度に損害額(修理費)を車両保険金として支払う。
- 買換える場合:車両買換え費用として5万円を上乗せして支払う。
僕の自動車保険はまさにこれに該当しますが、現在の契約においても修理支払限度引上特約を付帯していて、協定車両保険金額を上回る50万円までは修理費を払ってもらえる内容なので、要は全損時諸費用保険金特約を切り離しのできないセット化するだけのことのよう。よってメリットは感じない。
ただ僕のような契約者ばかりではないでしょうから保険会社としては低年式車両の車両保険付保率を上げる目的があるのではないでしょうか。
車両保険に入らない人は多分、保険のこと、事故のことを良くわかってない。
根拠のない楽観主義者で、車対車の事故を起こした時に揉めるのではた迷惑な輩だったりする。
自動車保険って事故の無い人ほど手厚い補償にする傾向だと思っている。
「事故らないのに無意味じゃん」と思う人ほどリスクマネジメント意識の希薄な、つまり危険予知や思いやり運転のできないリスキーなドライバーなのではないか。
脱線しました。
④はノンフリート等級に応じた割引率が部分的に変更になる。
僕の契約は20等級なのでとりあえず関係ないかな。
ところで、事故で保険金を払ってもらったら更新契約の保険料はどれくらい上がるのだろう?
昨年10月の改定でノンフリート等級別割増割引の仕組みが大幅に変わり事故ありの契約にはそれまでより低い割引率が適用されるようになった。(つまり保険料が大幅に上がる)
3年間は事故ありの割増割引テーブルが適用され等級がもとに戻るのに4年かかる。
この保険事故以後の3年間の保険料と事故がなかった場合の3年間の保険料の差額を保険代理店にシュミレートしてもらいました。
8万5千円前後上がるようだ。あくまで概算ですが。
どうだろう、10万以上の損害なら保険請求して、それ未満なら自腹切った方が良い感じでしょうかね。
イタズラ書きや窓ガラスの破損損害は1等級のダウンなので違った判断になりますが。
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