CFS-10 デッキ修理続き

CFS-10 デッキ修理

 

さて、アイドラ用のゴムベルトが届いたのでデッキ修理作業を継続します。

実は僕は勘違いしていて、前回の作業で加工したアイドラ部以外にもベルト駆動によりテープ再生時に回転するパーツがあり、それが本来のアイドラなんでしょう、きっと。

『A-2』と表記されているのがそれです。

つまり2つのアイドラで回転を与えている構造です。

よりパワフルにということかな。

で、今日届いたゴムベルトは『A-2』に使うことにします。

そっちがキーになりそうなので。

ただこの『A-2』を取り外す方法が実に分かりづらい。

再生ボタンやポーズボタンを何度も操作しながら構造を観察しているうちに判明したのですが。

 

CFS-10 デッキ修理

 

 答えは、ポーズボタンを取り外すこと。

 ローラーやバネを外し、ボタンの先のパーツの押し引きの動きやロックの動作を見極めれば上手く外すことができます。

どこが引っかかっているのかちゃんと見れば分かる。

 

CFS-10 デッキ修理

 

 外したパーツ。これらを外すと『A-2』を取り出せる。

 

CFS-10 デッキ修理

 

取り外しました。

やはりゴムが劣化していてツルツルになっているので新しいものに取り替えました。

取り外した古いゴムは捨てずに再利用します。

もう一つのアイドラの嵩上げ用に。

釣りのPEラインを使ってみたけどあまり機能していないので。

 

CFS-10 デッキ修理

 

『A-2』を取り付ける。

 

CFS-10 デッキ修理

 

ポーズボタン関連パーツを取り付ける。

 

CFS-10 デッキ修理

 

 バネを取り付ける。

後はローラーを取り付けて動作確認。

今度はどうだ?

 

CFS-10 デッキ修理

 

よし!ちゃんと回っとる。

それともう一つにも手を加えて駆動力を強化しましょう。

 

CFS-10 デッキ修理

 

 『A-2』から取り外したゴムを嵩上げ用に使います。

まるで新品のような太さになりました。

 

CFS-10 デッキ修理

 

 仮組してテープを再生してみました。

うん、問題なし。

デッキ部の修理完了です。

 

CFS-10 デッキ修理

 

本日の獲物。

 

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Joshua Redman : Wish

Tracklist

1. Turnaround 6:24

2. Soul Dance 6:34

3. Make Sure You're Sure 5:24

4. The Deserving Many 5:39

5. We Had A Sister 5:46

6. Moose The Mooche 3:32

7. Tears In Heaven 3:21

8. Whittlin' 5:21

9. Wish (Live) 7:26

10. Blues For Pat (Live) 12:08

Companies, etc.

Manufactured By – WEA

Manufacturing Phonographic Copyright (p) – Warner Bros.

Records Inc. Copyright (c) – Warner Bros. Records Inc.

Credits

Bass – Charlie Haden

Drums – Billy Higgins

Guitar – Pat Metheny

Producer – Matt Pierson

Tenor Saxophone – Joshua Redman  

 

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Jason Moran : Ten

Tracklist

1. Blue Rocks 4:36

2. RFK In The Land Of Apartheid 4:10

3. Feedback Pt. 2 4:54

4. Crespuscule With Nellie 5:58

5. Study No. 6 3:17

6. Pas De Deux - Lines Ballet 3:31

7. Study No. 6 4:04

8. Gangsterism Over 10 Years 6:56

9. Big Stuff 5:17

10. Play To Live 4:21

11. The Subtle One 5:35

12. To Bob Vatel Of Paris 6:06

13. Old Babies 5:56

Companies, etc.

Phonographic Copyright (p) – Blue Note Records

Copyright (c) – Blue Note Records

Credits

Bass – Tarus Mateen

Drums – Nasheet Waits

Piano – Jason Moran