Saturday 13, October 2018
CHI Health Center, Omaha, Nebraska, USA
Commission - Nebraska Athletic Commission
Promoter - Top Rank - Bob Arum
Matchmaker -Brad Goodman
Television - USA ESPN, Panama RPC Channel 4
Welterweight Contest, 12 Rounds
マッチアップ:★★★
スリル:★★
スキル:★★★
印象度:★★
計量時に乱闘になりかけたシーンと12Rのダウンシーンを交互に観ると面白い。
プロモーションのためのカメラリクエストでお決まりの睨み合いをしていたとき、
何か気に触ることを言われたのか、いきなりベナビデスがクロフォードを両手で突き飛ばした。
激昂したクロフォードがリアクション的に右フックを振り回したが見事なスウェーバックで避けたベナビデス。
まるで段取りされていたかのような茶番だが、ギリ避けるベナビデスのディフェンスの動きが見事で笑ってしまった。
「その調子で本番でもクロフォードの右を避けまくれ 」
と思っていたら本当に避けまくってフルラウンド勝負に持ち込んでいた。
やや消極的な姿勢と手数の少なさで分が悪いかなという程度で劣勢を印象付ける場面をほとんど作らずにラウンドを消化していった。
そのままラストラウンド終了ゴングを聞きそうなムードだったが、
最後の最後に右を食ってしまった。
油断したわけではないのだろうけど、見えなかったのだろう。
その瞬間、クロフォードの左に注意がシフトし過ぎたために、それを避ける動作が大きくなりバランスをやや右サイドに崩していたところをクロフォードは見逃さなかった。
あるいは左右コンビネーションを想定していたのか。
左サイドにややバランスが崩れたところに右のアッパーフック一閃。
次の瞬間、ベナビデスはマットに転がっていた。
サンドイッチカウンターとでも言ったら良いのか。
普通カウンターというのは前後のタイムラグがコンタクトタイミングを生むのだけど、
左右のズレを利用していることがユニークだ。
そしてそのタイミングとコンタクトポイントを自らが能動的に生み出している点に関心した。
まあ無意識かもしれないけど。
今日のテレンス君は1Rだけオーソドックススタンスだった。
ベナビデスが割と器用にスタンスを使い分けるので出方を探るためだろうか?
本人の感覚の中で、
「こいつには左でファイトした方がやりやすい」
と感じるのか、あるいは、
「こいつには左でファイトした方が嫌がられそうだ」
と察するのか。
自分本位なのか相手本位なのか?
マッチアップ相手との距離感の関係でタイミングやパンチの軌道を考慮してスタンスをチェンジしているのだろうか?
毎回テレンス君の試合はこんなことばかり考えながら観戦しているので、どうも観方がね、歪んでしまう。
バイアスかけすぎというか。
本人の見解を一度聞いてみたいものだ。
本日の獲物。
Blue Note All-Stars : Our Point Of View
Tracklist
A1. Bruce's Vibe
Written-By – Robert Glasper 1:32
A2. Cycling Through Reality
Written-By – Kendrick Scott 8:41
A3. Meanings
Written-By – Marcus Strickland 9:01
A4. Henya
Written-By – Ambrose Akinmusire 4:24
B1. Witch Hunt
Written-By – Wayne Shorter 17:43
B2. Second Light
Written-By – Derrick Hodge 5:40
C1. Masquelero
Featuring – Herbie Hancock
Written-By, Featuring – Wayne Shorter 9:24
C2. Bayyinah
Written-By – Robert Glasper 13:41
D1. Message Of Hope
Written-By – Derrick Hodge 7:08
D2. Freedom Dance
Written-By – Lionel Loueke 10:56
D3. Bruce, The Last Dinosaur
Written-By – Ambrose Akinmusire 2:24
Credits
Design – Lawrence Azerrad
Double Bass – Derrick Hodge (tracks: A1, A2, A4, B1, C1, D3)
Drums – Kendrick Scott (tracks: A1-A3, B1-D3)
Electric Bass – Derrick Hodge (tracks: A3, B2, C2, D1, D2)
Electric Piano [Rhodes] – Robert Glasper (tracks: A3, C1-D1)
Guitar – Lionel Loueke (tracks: A1-A3, B1-D3)
Mastered By – Ron McMaster
Photography By – Mathieu Bitton
Piano – Herbie Hancock (tracks: C1), Robert Glasper (tracks: A1, A2, B1, B2, C2-D2)
Producer – Don Was, Robert Glasper
Recorded By [Assistant] – Steve Genewick
Recorded By, Mixed By – Keith Lewis
Soprano Saxophone – Wayne Shorter (tracks: C1)
Tenor Saxophone – Marcus Strickland (tracks: A2, A3, B1-D3)
Trumpet – Ambrose Akinmusire (tracks: A2-D3)
Vocals – Lionel Loueke (tracks: B1, B2, D1, D2)
Hans Ulrik & Lars Jansson Trio : Equillibrium
Tracklist
1. Downward Dog 6:00
2. Once Upon A Time 4:31
3. Simple Creature 6:22
4. Hilda Smiles 5:27
5. Talisman 6:05
6. Equilibrium 6:35
7. Psalm 5:12
8. Horace 4:25
9. Bacharach 5:14
10. Follow The Swallow 4:20
11. Den Blå Anemone 4:28
Credits
Bass – Thomas Fonnesbæk
Drums – Paul Svanberg
Piano – Lars Jansson
Recorded By, Mixed By, Mastered By – Lasse Nilsson*
Tenor Saxophone, Soprano Saxophone – Hans Ulrik