ショートレビュー ポーター-ガルシア

 

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Saturday 8, September 2018

Barclays Center, Brooklyn, New York, USA

Commission - New York State Athletic Commission

Promoter - DiBella Entertainment - Lou DiBella, TGB Promotions - Tom Brown, Sampson Boxing - Sampson Lewkowicz

Matchmaker - Tom Brown, John Beninati

Television - Panama RPC Channel 4, USA Showtime, Argentina TyC Sports, Poland Canal+ Sport  

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 マッチアップ:★★★

 スリル:★★

 スキル:★★

 印象度:★★

 

 プロボクシングは観客ありきの興行前提の娯楽だ。

客を喜ばせてなんぼなはずだが、競技者として勝ちにこだわることが必ずしもイコールにならないところに葛藤がある。

競技者としての能力の何をアピールするかが大事。

試合には勝つのだけど、どうにも楽しめないボクシングをするファイターというのはいる。

ディフェンシブというわけではなく、野暮ったく洗練されていないというわけでもなく、パンチがないというわけでもないのだが。

実力は認めるけど積極的にそのファイターの試合を観たいと思わないというか。

僕にとってはショーン・ポーターが当てはまる。

ちょっと寝不足で観戦したこともあるけど、試合中寝落ちしちゃったよ。

気づいたら試合が終わっていてリングアナがスコアを読み上げていた。

「嗚呼、ポーターがクロスファイトを制したんだ」

ただ途中のラウンドから観直す気にならなかった。

まあ、どのラウンドもほぼ同様なアクションだろうし。

なんだろう、全然悪いボクシングではないのだけど、うーん、きっとメリハリがないんだろうね。

単調というか。

決して駄目出しではないので誤解なきよう。

ウェルターウェイトとしてはチビだがゴリゴリのインファイトをするわけではなく、キビキビと出入りするわけでもなく、ちょっと掴み所がないよね。

ガルシアとカウンターの取り合いをしても勝ってしまったりと、器用なのは確か。

でも目を見張る何かはない。

否、スキルがあるのはわかるのだけど。

アピールしないんだろうね。

明らかに実力上位のエロール・スペンスとやったら意外な潜在能力を発揮したりして。

チャレンジマッチは大概失敗に終わるけど、偏見を払拭する切欠になるかも。

実力伯仲同士のマッチアップならショーン君のファイトを観るのはちょい辛いかな。

ニックネームは『Showtime』なんだけどねぇ。

 

本日の獲物。

 

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Dizzy Reece : Star Bright

Tracklist

A1. The Rake

A2. I'll Close My Eyes

A3. Groovesville

B1. The Rebound

B2. I Wished On The Moon

B3. A Variation On Monk

Credits

Bass – Paul Chambers

Design [Cover] – Reid Miles

Drums – Art Taylor

Liner Notes – Leonard Feather

Photography By [Cover Photo] – Francis Wolff

Piano – Wynton Kelly

Producer – Alfred Lion

Recorded By – Rudy Van Gelder

Tenor Saxophone – Hank Mobley

Trumpet – Dizzy Reece 

 

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Freddie Roach : Down To Earth

Tracklist

A1. De Bug

A2. Ahm Miz

A3. Lujon

B1. Althea Soon

B2. More Mileage

B3. Lion Down

Credits

Design [Cover] – Reid Miles

Drums – Clarence Johnston

Guitar – Kenny Burrell

Liner Notes – Nat Hentoff

Organ – Freddie Roach

Photography By [Cover Photo] – Francis Wolff

Producer – Alfred Lion

Recorded By [Recording By] – Rudy Van Gelder

Tenor Saxophone – Percy France