「Fishing」カテゴリーにしているが釣行したわけではない。
釣り記事的なネタでもない。
翌シーズンの渓魚釣りに向けてのオフ(禁漁期)の山歩きトレーニングを週末にやろうかなと。
春先〜秋口の週末ルーティンである渓魚釣り。
日の出前に出発して現場に向かい釣りをして夕方に帰着するパターンを週末ごとに繰り返していたが禁漁期はポッカリとその娯楽習慣が無くなり気が抜けてしまう。
特別負荷高めの運動(ジムに行くとか泳ぐとか)をしていないので体力や持久力が衰えそうで心配にもなった。
山行と渓魚釣りは被る部分も多いし、山行スキルを磨くことは無駄ではない。
で、山歩きしようと。
山行というにはちょっと大袈裟な気がするが、まあ低山ハイキングをトレーニングに位置付けようと。
そんなことを思い立ったのでモチベーションを上げる意味で登山靴を買った。

大定番なのか定かではないが、海外メーカーのカッコ良いシューズのような外連味はない極々普通の登山靴。
頑丈そうな点が気に入った。
同メーカーの渓流シューズを常用しているので単純にメーカーを信用して選んだだけだ。
通常履きのワンサイズ上にしたが、ちょい大きかったかも。
厚手のソックスにしても座りがやや悪かった。(特に下りで)
初回使用では使わなかったが、ハーフサイズのインソールが付属されているので次回からは嵩上げに利用しようと思う。
さて山行初回に選んだのは、天城山縦走。
データとしては以下の感じ。
因みに天城山呼称は伊豆半島の最高峰の万三郎岳(バンザブロウダケ 1,406m)と万次郎岳(バンジロウダケ 1,299m)などの連山の総称であり、その名の頂はない。





登山口を出発してすぐ干上がった川を渡る。
堰堤があるってことは以前はそれなりに水量のある川だったのだろう。
天城山系の川の源流域は皆こんな感じだ。
多雨地帯というのは昔の話で、山脈一帯の貯水量が激減して干上がった川だらけになってしまったようだ。

全体的に登山道が整備されており、方向と行先を記した案内標識が其処彼処にあり、ルートファインディングの必要性皆無だった。
そして首都圏から来ていているハイカー多数のため所々山道が渋滞していた。
登山初心者っぽい方も多く(純粋な登山という意味では僕もそう)ビギナー向けの山行コースなのかもしれない。

誰もが目指す万三郎岳までは親切過ぎるほどのおもてなしであった。
木の階段、ピンクテープ、案内標識、ロープなどなど。
絶対迷わせない、絶対滑落させない、そんなリスクマネジメント意識過多の印象。
人気登山道ってこんな感じなのか?
登山に大して興味がない僕には理解し難い。
人工的過ぎて興醒めだろ。
まあ事故起こされるよりはマシということか。


上記の理由で万三郎岳まではあっという間に到着。
急登と言える箇所もないため負荷が物足りなく疲労度低し。
これでトレーニングになるのか?という疑念が湧いた。
木に覆われているためか見晴らしも特別良くない。
そこは求めているものではないのでどうでも良いが。

そして双子的な頂の万二郎岳へ。
まあ縦走ということで。
登り下りが多少キツくなるが足や心肺にダメージがくるほどではない。
人が多いためペースが遅いこともある。
ほとんどの人は抜かさせてくれたが、10人くらいの団体もいて狭い登山道の中で抜かすのが面倒かった。
慎重過ぎるほど慎重に移動する彼らのペースに合わせるのは無理である。
でも急がせたら多分転ぶだろうな。
誰もがヘルメットしていないし、転んだら結構な怪我をしそうではある。
崖がないのでヘルメットの必要性はやや低いが、むき出しの木の根が多く岩ゴロゴロなので初心者でなくても転倒リスクはそれなりにある。
それと気温がやや低く(多分10℃なかったと思う)寒さを感じるほどだったのだが、軽装の人が目についた。
ベースレイヤーは着ているのだろうがロングスリーブの薄手のシャツ一枚みたいな。
半袖短パンの人もいて、流石に呆れた。
寒くないのだろうか?
ジャケットは勿論4枚着込んだ僕ですら寒くて鼻水垂らして歩いていたというのに。
負荷の軽い運動であまり体温が上がらないから余計寒さを感じるのだろう。
帰りの頃には結構汗かいてはいたのだが。
後半は人が減りペースが上がったためだ。
小走りに近い速度で負荷を高めた。
だってトレーニングだもの。

天気は薄曇りだったが時折日が差した。
風はあまりなく登山日和と言えた。
人が少なければね。
もっと充実した山行になったのだが。
なんだか大人の遠足状態だったな。
人だらけで。
東京住まいなら高尾山に行けば良いのに(笑

万二郎岳周辺が一番景色が良かったと思う。
遠く発電の風車が見えた。

馬の背あたりからは人が減った。
気持ちよくハイペースで縦走できるようになった。
アップダウンはそれほどキツくない。

紅葉の見頃は終わったようだ。
冬景色のちょっと前という感じ。
木の密度が薄くなる視界の開けたエリアに出ると急に寒くなった。
木々が防寒の役割をしていることに気づいた瞬間だった。


アセビのトンネルだそうだ。
この道は屈んで歩かないと頭を木に打つけてしまう。
前を歩いていたオバサンが頭上の木を意識し過ぎていたためか足元の石に躓いて転んだ。
僕の目の前で転ばれて笑いそうになったが必死に堪えた。
他人の不幸は蜜の…

あまり見栄えのする写真が撮れてないな。
絶景がそもそもなかったような。

万二郎岳を下り戻りの分岐を通り越して戸塚峠を目指す。
戸塚峠を終点に予定していた。
そこからピストンして分岐まで戻る段取り。

階段とか人工的なものは減るがピンクテープは目立つように巻いてあるので道迷いすることはない。
多分地図要らない(笑

テープや踏み跡はないが直感的にコースを取れるエリアもある。
写真でもなんとなくコースがわかるでしょ。

この程度の崖にもロープが張ってある。
親切過ぎてちょっとウザい。
ただねオバサンハイカーとかのことを考えると必要かも。

一瞬ルートを見失いそうだが、特に迷わずに進める。
多分こっちだろうでほぼ間違いがない。
この辺りは人がほとんど居なかった。
そろそろ昼時でランチのことが頭を過ぎり出した。

稜線もどきをハイペースで歩き戸塚峠を目指す。
そこでランチにしようと。

ほぼ予定していた時間に戸塚峠に到着。
ベンチがあったのでそれを利用してランチ道具を広げた。
先日ネタにした無印パスタを山行ランチで試すことも今回の目的だったのだが。

問題というかデメがはっきり分かってしまった。
気温がやや低かったこともあるが湯が沸くのにやたら時間がかかる。
調理に12分かかるので、バーナーに火をつけてから完成まで20分以上もかかってしまった。
歩きを止めて動かないからから体もすっかり冷えてきて寒い寒い。
歩いていれば無問題だが、じっとしていると汗が冷えることもあり寒さをめっちゃ感じる。
今の時期に山の上(と言っても1,300m程度)で調理する際の課題がはっきりした。
時間をかけてはいけないのだ。
あるいは寒さ対策(レイヤリング)をするか。
軽量のダウンジャケをザックに入れてきた方が良いかも。
持ってないんだよな。
そのために買うのもなんだな。
それとバーナーの性能にもよるかな。
イライラするほど沸騰に時間がかかった。

予定外に時間のかかったランチ後はピストンで分岐まで戻る。
途中の小岳ポイント。

帰りのルートは天城高原ゴルフ場を目指す。
ルート標識は極端に減り、ちょっとだけ山行っぽくなる。
こっちのルートの方が僕は好きだな。
人も少ないし山歩きしている感は得られるし。

こんな感じの崖をわずかに削った道がほとんどになる。
普段渓魚釣りで上流域を歩いている山道と同じ。
ピンクテープも無くなるので道迷いする初心者も居るかもしれない。

四辻の分岐を過ぎれば駐車場まではあとわずか。

次何処行こうかしら。
寒いと書いたが相対的に温暖な気候だし、また伊豆でも良いかなと思っている。
南アルプスも考えているが寒そうなのがちょっと。
あと遠いし。