ショートレビュー ジョシュア - ブリジール

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Date: 2016-06-25

Where: O2 Arena, London, United Kingdom

Division: heavyweight (over 200 lbs, 90.7 kg)

Title: IBF World heavyweight title

Result: Anthony Joshua def. Dominic Breazeale (TKO at 1:01, round 7) 

 

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マッチアップ:★★★

スリル:★★★

スキル:★★

印象度:★★★ 

 

 

ネイティブスピーカーは「 ブリジール」と発音しているので今後はそれで。

試合内容には両者の能力の違いが如実に反映されていたが、決してブリジールの戦い方は否定できるものではない。

体を絞ってスピード差を縮めていたら多少は違ったと思うが、ヘビーウェイトのファイターは、まして体格に恵まれているのなら、やはり正攻法、正面衝突が常套なのだ。

テクニカルな側面を無視するわけではないのだが、体重無制限クラスの大男同士のマッチアップに戦術重視のファイトを観客は求めていない。

スピードとパワーで上回るジョシュア相手にズレずに正面から向き合って玉砕したことは、KO負けとという結果は残るにせよ、印象はそう悪くはない。

今後はサイズを生かすためにもスピードを付けたい。

ちょっとスロー過ぎるので。

ジョシュアはアスリートとして抜群の素材ですね。

運動能力という点では突出している。

スタミナや耐久力は試される機会すらないので測れないが、不安視する必要ないのでは。

ヘビーウェイトは分かりやすいのが一番と思わせるだけのタレントがあるのは確か。

ボクシング界を牽引していく救世主になる可能性を秘めていますが、

英国マーケットが盛り上がっているのであえて米国進出しなくても活躍できそう。

アメリカ人に対抗できるタレントが居ないしね。