盆期間ということで釣りには行かずこれを書いている。
一昨日から泊まりで東京の実家に帰省し、父の墓参りをしてきた。
文京区の源覚寺小石川墓陵という納骨堂なので一般的な墓ではない。

ICカードで呼び出す式の参拝室はこんな。
掃除の必要はないが花すら添えられないため墓参りの情緒は一切なし。
まあ現代的というか。
母親の一存でここにしたが、親父こんなんで良かったのかな?

小石川墓陵を後にして直帰せず、車で春日通りを15分ほど走って浅草に行った。
以前から行きたかった『駒形どぜう』に家族のネガティブな反応を無視して引づるように連れていく。
「どじょう?なんで?」
家族の足取りは重く、他の料理にしたいと頻りに訴えてきたが無視。
「夏だし、どじょうでスタミナつけようぜ。鯨もあるから嫌ならそっちにすればいいじゃん。」
と押し切る。
ところが風情のある店構えを見て急に態度が変わった。
「いい雰囲気だね。」

都心近くの立地とは思えないほど情緒があるお店だった。
灯篭が鎮座する中庭も良い感じ。
浅草だし外国人だらけを覚悟していたが、店内は日本人客のみだった。
流石に海外の人にとってどじょうはハードルが高すぎるか?

本当は入れ込み座敷で食事したかったが、高齢の母親は足が悪くて胡座がダメなためテーブル席にした。
店内は出汁の香りが漂っていて雰囲気が抜群に良い。
店員の接客にも文句は無い。
もし僕が20代の若者で東京に住んでいて付き合い始めたばかりの彼女を食事に誘うなら意表をついたこういう店を使うだろう。
店の雰囲気で多分喜んでもらえるのではないか?
まあ思いっきり外す可能性もあるが。

今時の都内の老舗店のお値段はこんなもんだろうか。
物価が上がりまくっているし、それに金銭感覚がついていかないためジャッジできません。
どぜうさきなべ(さきなべは骨なし)を定食で頼み味噌田楽とくじらの竜田揚げを頼んだ。
車の運転を家族に頼んで枡酒もオーダー。
お一人様5Kコースだった。

さきなべを頼んだが、ちと後悔。
普通にどじょうなべにすれば良かった。
どじょう=骨っぽい
のイメージがあったため骨抜きにしたのだが、十分柔らかく煮込まれているので骨は気にならなかっただろう。
さきなべはどじょうの原型がないため、どじょうを食っている気がしなかった。
まあ味は一緒だと思うけど。
思いっきりどじょうっぽい方が良かったなと。
他人のテーブルを見て残念がった次第。
味はね、くさみとか一切ないあっさりしたものだった。
もっと泥臭いもんだと思い込んでいたのだが。
ささがきごぼうとネギと一緒に口に運びつつ、枡酒を舐めた。
ボリュームがちょっと少ないので家族にはやや不評だったかな。
露骨に文句は言わなかったが(僕の還暦祝いも兼ねていたため)女はどっちかと言うと花より団子だからね。(情緒<食事の内容)

実家に泊まった翌日は高円寺にある南インド料理の店エリックサウスに自宅への帰り際に寄った。
環七の高円寺交差点曲がって直ぐ。
中央線高円寺駅の近くにあるのだが何故か母もついてきた。
お婆が入る類の店ではないが、カレーは好きらしい。
エリックサウスは東京中心に愛知、岐阜、大阪、福岡に数店舗を構える南インド料理専門店だ。
僕の地元には店がないのだが、ここも駒形どぜう同様一度行ってみたかった。
本格的なビリヤニが食いたかったのだ。

僕はビリヤニとカレーがコンボになったビリヤニターリーを注文。
ボリューム十分でしっかり腹を満たすことができた。

母は『選べるカレープレート』を注文。
辛みの少ない『はちみつバターチキンカレー』が一番気に入ったようだった。
85歳の老女がこのボリュームを完食したのには驚いた。
胃腸が健康な証拠で何よりだが。
食い過ぎでは?
「どじょうより100倍美味しかった。」
と嫌味を言われてしまった。
4K程度のお会計だったが、払うと言ってきかない母に奢ってもらった。
「お返しに何か食いたいものあったら送ってやるよ。」
と訊くと、
「美味しいしらすが食べたい。」
とリクエストしてきた。
で、今日由比漁港の直売所にドライブがてら(久々のオープンドライブ)行って、
生しらすと桜えびの沖漬けをクール便で送ってやった。

明日から直売所が盆休みになるのでギリ間に合った。
ここのしらすは美味しいよね。
わさび丼の具材にするのがお勧めだ。
生しらすとゆでしらすがあるが、ゆでしらすが小粒なサイズだったので生の方にした。