過去MLBプレーヤーのスタッツにフォーカスしてきましたが、今回はチームスタッツ。
*データは9月23日現在
地区首位チームはやはりというか当たり前のように上位に名前がある。
やはりOPSは打力を端的に表す指標ということなのだろう。
イメージ通りだが数字でもボストンが抜けているのがわかる。
次にピッチングスタッツ。
防御率を上位から並べてみる。
なるほど、プレーオフALファイナルはクリーブランド vs ボストンと予想できるね。
特にクリーブランドの投打の充実ぶりが目につく。
一般的に言われていることだが、
バッティングデータでは得点とOPSの関連、ピッチングデータでは防御率とWHIPの関連に信憑性があることが良くわかる。
それ以外に特に興味深いデータ的考察は浮かんでこないが。
ナショナルリーグのバッティングスタッツの方はイレギュラーだ。
地区首位でベスト3以内なのはカブスだけ。
ワイルドカード出場圏内のメッツは9番目でジャイアンツが10番目だもの。
面白いね。
ピッチングスタッツは正確にチーム力を反映している。
つまりDH制のないナショナルリーグは投手力の影響がアメリカンリーグ以上に大きいということの裏付けがこれだ。
投打ともにカブスが他を凌駕しているのでおそらくワールドシリーズに出るのでしょうな、このまま。
それとドジャースとジャイアンツはゲーム差がついている割にはチームスタッツが似通っていて興味深い。
この差って何?。
ルーキー前田のシーズン通しての安定した活躍が要因のひとつなのかな。
ところで、キャッチに使ったオルティーズは引退するシーズンとは思えない活躍ぶり。
彼がこのままボストンをワールドシリーズ制覇に導いてしまったら、ストーリー的に完結するのかなと。