Date: 2015-01-17
Where: MGM Grand, Las Vegas, Nevada, USA
Division: super bantamweight (122 lbs, 55.3 kg)
Title: WBC World super bantamweight title
Leo Santa Cruz 28-0-1 (16KO)
vs
Jesus Ruiz 33-5-5 (22KO)
Result: Leo Santa Cruz def. Jesus Ruiz (TKO at 0:29, round 8)
スティバーン-ワイルダーのアンダーカード。
サンタクルスってビッグマッチの前座というポジションが妙にマッチするファイターだなと。
好戦的で手数が多いでしょ。
だから見栄えが悪くない。
それほどパンチがないので一瞬で終わってしまうような幕引きをしないし。
観戦者の目慣らしというかメインにむけてテンションを上げていくのにちょうどいい手合いというか。
試合ぶりに安定感があり、まあ勝つだろうなと試合の序盤で予想がついてその通りになることとか。
イベントスケジュールに嵌りやすいファイターかなと。
まあ全て実力があることの裏返しなんですけど、なんか損している感じがする。
元来カリフォルニア主戦場のはずですがメジャータイトルを獲得してから5試合もラスベガスで試合をしています。
アンダーカードにセットアップするのにお手頃感があるのでしょう。
プロモーター、マネージメントの関係もあるでしょうけど軽量級のファイターが北米で名前を売っていく難しさも同時に感じます。
「ラスベガスで試合をしたい」ってよく日本人ボクサーはメディア向けに喋りますけど、
どうなんでしょうね。
ラスベガスでの試合はメインをはってなんぼ。
アンダーカードでいいとは誰も思っていないでしょうから。
逆にスモールマーケットでメインをはる方がステイタスが高いのでは?
サンタクルスが今後ラスベガスの興行でメインのリングに立つ姿が想像できません。
このままでいいのかい?って余計な心配しちゃう。
日本や欧州のマーケットだったらメインイベンター間違い無しですよ。
もしサンタクルスと日本人がマッチアップするのなら注目されるもの。
年末のギジェルモ・リゴンドウ来日はインパクトありましたよね。
サンタクルスだって来日したら日本のファン、関係者にリゴンドウ同様リスペクトされると思うんですよね。
ラスベガスの前座よりずっとましではないかと。