複雑な地形の比較的小規模なロケーションでキャスティングする場合、
いろいろと制約されることがある。
ブッシュが張り出していて背後にスペースがなかったり、
流心が岸寄りで立ち位置が極端に限定されていたりと。
魚が付いている場所が対岸の岸沿いの場合、
着水点からアピールエリアまでの距離が短いため難儀する。
そんなシチュエーションで僕が多用するアプローチはプラグのスキッピング。
対岸のブッシュの奥ギリギリにプラグを届けるためと、
着水のインパクトをできるだけ小さくすることが目的。
決して難しいテクニックではなく、
ベイトタックル、ショートロッドであれば誰にでもできると思う。
といっても、バス釣りのあれではなく、もっとロングレンジ(20mくらい)で行う。
プラグにもよるが、低いライナーのキャスト軌道であれば、水面を跳ねてくれる。
水切り石のように。
この水面のバウンドを利用する。3、4回くらいかな。
TKW140改はいい感じでスキッピングができるので気に入っている。
上手くやればベイトが水面を跳ねているように見せることも。
着水後はハードトゥイッチ。
活性の上がったベイトを演出するのだから必然性はある。
実際に食わせるタイミングはドリフト中の間ではあるのだけど。
ロッドアクションなしでも勿論食うけど、偶発的でつまらない。
ベルベットアンダーグランドの『Femme Fatale』
初夏に妙に聴きたくなる。
子供の頃、ソロのルー・リードの方に興味があったのだけど、
彼の代表曲はベルベット・アンダーグランド時代にほとんど作られているのを知ってから聴くようになった。
『Rock & Roll』とかね。