酷暑のマイナー支流釣行

  

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盆休み、特にやることもなかったのでホームリバー漁協の管轄外のマイナー支流に釣行した。

渓魚放流されていない川だから濃い魚影は期待できないが逆に探索しがいがある。

当たり前のように釣果を求めるよりも魚探しのプロセスそのものを楽しめれば良い。

身を入れて渓魚釣りをするのは今シーズンからだが、こういう釣りに全く抵抗がなくなったのだからもうビギナーは卒業したということだろう。

 

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梅雨明け後しばらく雨が降っていないために川は減水気味。

渇水と垢腐れで渓の雰囲気は良くなかったが好釣果は期待していないのであまり気にならない。

煩いアブもあまりいなかったので猛烈な暑さ以外に不快な要素はなかった。

時折渓魚がプラグをスローに追ってくるが活性は低く食ってはこない。

一応気にして追跡するがやる気ありませんという感じ

「居ることは居るんだな。」

魚が居ることがわかれば簡単には気持ちは折れない。

渓魚からの反応は稀だったがいつか食うだろうと信じながら遡行し続けた。

 

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やっと釣れた。

プラグをCD3からアスリート55S FH改に変えた直後にバイト。

ただこの直前に良型を掛けていて、ネットインまではしたのだがカメラを出そうとポケットをゴソゴソしている最中に脱走された。

目測9寸くらい。

初めての無放流マイナー小河川、酷暑で渇水という悪い条件でまあまあの魚を拝めたから満足はできた。

これ以上欲張る理由もない。

 

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退渓直前にもう1匹追加。

現場入りが昼近かったため時間的に中途半端な感じだったし他の無放流支流も気になっていたので翌日も釣りすることに。 

 

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前日は昼からの釣行だったが、この日は早朝から川にエントリーした。

正午前後はあまりにも暑かったので気温が上がりきる前に終わりにするつもりだった。

前日同様漁協による渓魚放流されていない小河川だが、魚影はまったく確認できない。

4時間くらいで止めるつもりだったが、4時間何もなかったので止められずにズルズル。

 

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バイトは唐突だった。

が、油断していてフッキングが遅れたため掛かりが悪くバラした。
「やっと、食ったのに!!」

それでも魚が居ることがわかり俄然やる気が。

どうやら短いエリアに魚が溜まっていたようで、その後続けざまに3匹釣れた。

 

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チビだけどサイズはどうでも良い。

 

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最近プラグはCD3とアスリート55S FH改しか使わなくなった。

夏の釣りはこの2つで十分かなと。

瀬などプラグを引ける距離がある程度長い場所はアスリート55S FH改、それ以外はCD3という感じで使い分けている。

瀬釣りでのアスリートの操作時のスピード感に慣れたことで逆にCD3がスローに感じるようになった。

CD3を長い距離引いてくるのが面倒い。

タイトプールなどで落としてシャクって終わりくらいがちょうど良い。

瞬間的な集魚力が際立っているが長く見せるとダメかなと感じる時が時々ある。

まあ時期や状況にもよるのでセレクトにバイアスかけるつもりはないが。

 

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小渓流故どんつき近くなると流れがチョロチョロになり、水流が弱すぎて魚が付かない。

更に上に遡行してもあまり意味がないし暑さに我慢できなくなったので退渓した。

盆休み中にもう一度釣行したいがどこに行けば良いのやら。

水の綺麗な垢腐れのない清涼感のある川で釣りしたいな。