これまで安価な偏光サングラスを使っていたが、評判の良いTALEXを試してみることにした。
僕の場合基本ローライトシチュエーションでの釣りなのでレンズカラーの候補はイーズグリーンとラスターオレンジだが、
今回はラスターオレンジをチョイスした。
そしてタレックスにもオーバーグラスがあるので今まで通りそれに。
オーバーグラスは、メガネの上から被せてかけるタイプだが、特別ストレスは感じないし使い勝手は良いと思っている。
サングラス=カッコ良くなければNG
の人には向かないヤツ。
パッと見、エイリアンというかウルトラマンというか。
お世辞にもグッドルッキングではない。
メリットはメガネと併用できる点だが、
値段も度付きサングラスほど高価ではないので破損したりしても諦めがつく。
度付きでタレックスの偏光グラス仕様にするとフレーム込みで5万以上の出費になるからね。
僕は偏光にそこまで出せない。
壊れたり傷付いたりするリスクも渓流釣りの場合小さくないし。
そんなわけで、メガネくんで僕のように見た目に拘らない渓流釣り師にオーバーグラスはお勧めだ。
ラスターオレンジのレンズ色はオレンジというよりブラウンに近い。
実物は思っていたより小さかった。
下は釣行時に掛けているメガネ。
オーバーグラスを掛けることを前提にして作ったものでめっちゃ軽くできている。
縦幅が短い関係で単焦点である。
老眼のため手元は見にくいが大きな問題ではない。
ノットを組む時など細かな作業をする際はメガネを外せば良いだけだから。
このメガネですら結構ギリギリに収まるサイズ感だ。
僕のメガネはサイズ的にOKだが、こんなんで大丈夫?
普段在宅時に掛けている一般的なサイズのメガネだと入らなかった。
このオーバーグラスはメガネの形状(特に縦幅)を選ぶ。
買ってから自分のメガネにサイズ的に合わずに後悔する人もきっといるだろう。
自身のメガネと現物合わせをしてから購入することをお勧めする。
先週末の釣行について。
いつものホームリバー水系ではなく同一県内ではあるが遠征した。
僕は移動時間が長くかかることが嫌でホームリバーから離れずに居たが、
同じ水系内で毎週釣りしていると流石にマンネリ感が出る。
他に気になる河川もあったので重い腰を上げた感じだ。
魚券も事前に買ってあるし現場調べもざっくりだがやっていて段取りは出来ていた。
実釣前は小規模な川と侮っていたが、実際には一日でとても遡行しきれるものではなかった。
中流域からではなく複数に枝分かれする上流域に入渓した。
普段ホームで苦い思いをしているため上流側に人が入られるのを警戒したからである。
先に上流〜源流域をチェックして、後から中流をやろうと。
が、これが失敗の原因だった。
後から気付いたのだが、この川は中流域が本命なのだ。どうやら。
入渓から1時間ノーバイトだった。
魚影もない。
「ダメじゃん。この川。」
ネガティブな感情が湧きそうになっていた頃ようやくバイトが。
掛けた瞬間から違和感があったのだが、やっぱりのイワナでした。
まあ居てもおかしくはないのだろうが、君ではないのだよ。僕が釣りたい魚は。
まあ小渓流という感じのロケーションだった。
水深がない平坦なエリアが続くのでプアな印象を拭えない。
釣れないためサクサクと遡行し源流域に突入。
堰堤が続くエリアでようやく魚影を確認できるようになった。
放流ものと思われる朱点の薄い個体がポツポツと釣れ始めた。
源流域になった途端普通に釣れるようになったがサイズは出ない。
マックス7寸という感じ。
直ぐにつ抜けたが満足感はない。
チビの数釣りには飽きているからである。
なんとか良い型をと思いながら遡行していたが、滝が多くなり始めたので退渓を決意した。
高巻きが面倒くなったし車に戻る時間を計算すると上流域のチェックだけで終日終わってしまいそうだからだ。
初めての現場は遡行のペースが遅いため自分が思っているより移動時間がかかるのだ。
車の駐車場所に戻ると既にお昼過ぎだった。
6時間以上も上流域に時間使ってチビしか釣っていない。
少し焦りつつランチを済ませ、中流域に入渓した。
先ほどに比べて現場に奥行きがそれなりにあり渓相が全然良い。
キャンプ場や集落がポツポツあるため期待していなかった。
人工的な要素がきっと多くて面白味に欠けるのではないかと。
入渓場所は水深がある淵だったのだが、いきなり尺クラスの魚影がルアーを追ってきてビックリ。
「えっ!デカいの居るじゃん!」
それが食ってきたが残念ながらバラしてしまった。
バギースピナーのフックが小さいのでバレやすいのだ。
良型が掛かり、喜び勇んでネットを出すのにもたついている間にフックアウトした。
やってしまった。
油断したため千載一遇のチャンスをふいにした。
その後7寸クラスがポツポツ釣れた。
魚影はあまり濃くない。
が、サイズは上流より明らかに良い。
こっちの方が楽しいじゃん。
魚は放流ものと思われるが、チビが釣れないのでテンションは落ちない。
ただ13時過ぎの入渓だったためあまりにも時間が限られていた。
帰りの時間を考慮すると16時には退渓しないといけないからだ。
中流域を3時間程度で全部チェックするのは無理で、精々4割程度しか遡行できなかった。
この現場は崖が高くて高巻きが大変なためか釣り師があまり入っていないと思われる。
だから良型が抜かれていないのだろう。
さして山奥ではないし人の監視もそれなりにあるだろうから無券で釣りする輩も来ないのではないか。
何よりカワウが全く居ない。
「この現場はサイズが出る。」
そう実感した。
ハードなロケーションが延々続いたため退渓場所探しに難儀していたら急に里川っぽい雰囲気のエリアに出た。
やっと退渓できそうだ。
上写真の場所で退渓したのだが、バックウォーター絡みの流芯の雰囲気が良い感じで気になったのでキャストすると、
今日一が出てくれました。
尺はないがヒレピンで見栄えのする個体だった。
数はあまり出ないが型が狙えそうな中流域を中心にもう一度この現場でやりたくなったので下山して街中のコンビニで来週分の魚券を買ってから帰宅したのでした。
釣行疲れと寝不足と直近の気温変化に対応できていないが故の体調の悪さのため帰りのドライブがやたら長く感じた。
行きは良い良い帰りが辛いのが遠征ですね。
日曜日は前日の遠征の疲れが残り、体調も悪かったのだがホームに釣行した。
本流上流域に入ったが、どうにも気が入らない。
雰囲気は悪くなかったが、チビがポツポツ釣れただけ。
その後近場の支流に移動したが体調が悪化したため遡行を途中で断念。
早めに退渓して帰宅した。