
先週末は伊豆の天城山にトレッキングに行ってきた。
一応釣りのタックルも持参して本谷川を遡行しようと思ってはいたのだが、渇水が酷く釣りにならなかったため渓よりは登山道を歩く時間の方が長くなり、結果的にトレッキングメインになった。
山頂付近の八丁池を目指したプチ山行をしたのだが、本当の目的はバックパックの必要性の確認であった。
少し前から使っているモンベルのアングラーズパック15をこのまま山岳渓流(と言っても僕の場合標高1,000m程度まで)で使うべきか判断するためだ。
これをそのまま運用するのか、それとも山行用のバックパックに変えるべきか。
今回はそれを決めるための最終テストみたいなものだった。
アングラーズパック15は収納的には、決定的なデメを感じることはなく使い勝手が良い。
ザックの下のものがちと出しにくいことと、ロッドケースをザックに固定するストラップベルトがちと短いことぐらいかな。
気になるのは。
問題は、高巻きや崖の上り下りのハードな遡行中とても疲れやすいことだ。
肩や背中へのフィッティングがあまり良くなく、短時間の遡行ではあまり気にならないが5時間を超えるような遡行になるとストレス大になってしまう。
それとフィッティングが曖昧なために(調整もほとんどできない)高巻き中に重心が保ちづらく、バランスの悪さに起因する安全性の欠如を招いている感。
疲労感を感じやすいことと装着感からくるストレスに現状ではデメを感じている。

トレッキングのスタートは下田街道の水生地下駐車場。
無舗装道路を川沿いに歩き通行止めのエリアまで行き、そこからは上写真の林道をしばらく登る。

やがて登山道の入り口があるのでそこからは山の中に入る。
すぐ隣に沢が流れており、沢沿いに登山道を登って行く。

登山道はこんな感じで崖を削って作ってあるので決して歩きやすくはないが、斜度は緩いのでイージーな登り工程だ。

所々登山道の下の沢を見ることができたが、いかにも水量が少ない。
「まあ釣れないだろうな。」
中々竿を出す気にはならず登山道を歩き続けた。

それでも釣り師の性でついつい崖を降りて渓相を眺めに行ってしまう。
うーん、水が無さ過ぎ。
居ても釣れないだろうなと思いつつも支度をしてルアー投げてみた。
渓魚が居ることは確認できたがまったく食いそうにない。

水深のある場所がほとんどなく、狙い所が限られる。
渓魚の追いはポツポツあるが食わせるには至らないまま遡行を続けた。

ショートバイトが5、6回あったかな。
その程度だった。

遡行開始後1時間でこの有様。
もう水がほとんどないのよ。

源流域はもう完全に干上がっていた。
魚たちがちゃんと下流に移動できているのか心配になりました。

釣りを諦めて山行に戻る。
途中から沢を完全に離れて山の中を登ることになる。
要所にルート看板があるがあるにはあるが、基本的には木に結んだテープを目印にルートを追っていく。
上を見上げつつ目を凝らせばテープの所在を普通に確認できたのでルートを見失うことはなかった。
低山は彷徨うとヤバいことになるので油断はしないほうが良い。
バリ山行じゃないのだから。

目指す八丁池まであと少し。
疲労度はそれほどでもないが、背負ったアングラーズパック15が体に優しくないことを実感していた。
特に肩がキツいな。
重量バランスが悪くて肩に負担が集中する構造なんだろうな。
そして背中は汗びしょびしょだ。
やっぱ疲労軽減の工夫のある作りのザックにすべきかな。

八丁池でランチして下山した。
標高は1,200mくらい。
少し涼めました。
アングラーズパック15はザック機能をアップデート(快適性を担保)しないとハードな遡行では足を引っ張ると確信した。
結論、別に渓流釣り用のザックを入手する。
なんか山岳渓流の沼にハマっていきそうで嫌なんだが。
もうすぐ還暦を迎えるというのに厳しい釣りに惹かれていく自分に呆れている。